匿名さん
自分だけがしんどい、自分だけが大変な思いをしている…そんな気持ちにさいなまれていたKさんは、「まだ小さいからわからないだろう」とついつい我が子に夫への不平不満を吹き込んでいたのだそうです。子どもが父親嫌いになった…我が子に夫の愚痴を言い続けた家族の悲劇 | LIMO | くらしとお金の経済メディア
家事に育児に目まぐるしく過ぎていく毎日。ひとりでのんびりお茶をしたり、趣味に没頭できる時間を持てたりしたのは、いったいつだろう…。そんな風に思ってしまうと、家事も育児も手伝わない、好きな時に飲みに行き、自分の趣味にお金をつぎ込む夫をうらやましく感じてしまいます。そんな気持ちが積み重なり、ついつい子どもに夫の悪口を言ってしまう…。実はこれが大きな悲劇を生んでしまうかもしれません。
どんどん夫を嫌う娘。娘に嫌われる夫にイラつくKさん…そしてついに事件が起こります。
「娘が小学2年生になってすぐのころ、夫が娘に『食事中に机にひじをついてはいけない』と注意したんです。すると娘が思いもよらない態度にでて…」
娘は夫をキッとにらむと「お父さんなんて大嫌い! なんでお父さんに叱られなきゃいけないの! どっかいっちゃえ! いらない!」と口ごたえをしたのです。「そんな言い方はよくない」とKさんがたしなめても「お母さんが幸せじゃないのはお父さんのせいなんでしょ! なんで私が悪いの!」と泣き出してしまったのだとか。
「あのときの夫の驚き、傷ついた顔は忘れられません。『そうか、俺はふたりにそんな風に思われていたんだね』と悲しそうに夫は言いました。それ以来、なんとなく夫婦間もぎくしゃくしています」