「ママ友グループが子ども全員お弁当持参」でうどん屋が困惑　飲食店への持ち込み、どこまで許容するべき？

子どもの弁当持込みはOK？ 飲食店への「持ち込み」は基本的にマナー違反ですが、子ども連れの場合はどこまで許されるべきなのでしょう。ヤフー知恵袋に2月中旬、うどん店の経営者から寄せられた、「お子様の持ち込み飲食は許すべきなのでしょうか？」という相談が注目を集めました。 相談者は、今までも「お饅頭やお菓子、フルーツを出して食べている客」には注意しており、お弁当を出して「お茶とおしぼりだけください」と言われた時は、「ご注文いただけないならお帰りください」とお願いしたことがあるといいます。 毅然とお断りしてきた店主ですが、今回、小さな子ども連れのママ友グループと揉めごとがあったとのこと。注文したのは大人だけで、全員子どもには用意していたお弁当を出して食べさせ始めたそうです。（文：篠原みつき） 「子どもがお腹すかしているのに食べさせたらいけないんですか？」と猛反発にあう 持ち込まれた飲食物は、おにぎりや玉子焼き、バナナといったものだったようです。相談者は「うどんは子どもからお年寄りまで食べられるもの」という認識をしており注意したところ、 ｢『子供なんだから！』『子供がお腹すかしているのに食べさせたらいけないんですか？』などと大声を出され、出来上がった品物の代金も払わずに帰っていきました」 という事態に。相談者はかなり憤りを感じたことでしょう。「昔は、持ち込みされる方は少なかったように思います」「お子様の持ち込み飲食は許すべきなのでしょうか？」と意見を求めました。 ベストアンサーは、「持ち込み飲食を許してしまうと、収拾がつかなくなりますよ」という回答です。回答者は、「もし許してしまうと、そのような客ばかりになるでしょう」とアドバイスしています。ほかの回答者からも、「常識のない客ですね」「そういうママさんグループは本当に論外」など、客側への批判が相次ぎました。 また、「『席』が売り上げに関わってるのに、食べない人が席に座ってる何ておかしな話です」という指摘も。飲食店の売り上げは、1日に何人がその席を使ってくれたか（回転率）で、客単価が変わってきます。注文のない席は「空席」と同じで、店にとっては死活問題です。