匿名さん
休校延長の学校続々 授業ロスで懸念される学力格差といじめ
新型コロナウイルスの感染拡大防止策として3月2日から実施されてきた公立小中高校の全国一斉休校。あれから1か月以上が過ぎ、各自治体とも4月6日より学校再開、そして新学期を迎える準備を進…
すでに千葉県松戸市などでは、不足している授業時間を確保するため、今年度に予定されていた市立小中学校の運動会を春・秋問わず一律で中止することを決めた。
もっとも、授業時間の確保よりも懸念されるのは、長い休校期間中に子どもの学習時間や意欲などによって生まれた“学力格差”の是正だろう。
「共働きで両親が会社を休めなかった家庭は、大量のドリルや教材などを買い求め、子どもに自習させていますが、小学生など自制心のない子どもは、どうしても学習に集中できず、ゲームやスマホに興じる時間が増えていると思います。そんな家庭内における学習習慣の有無によって、学力格差はどんどん広がっています。(略)たとえば中学生は地域格差によって高校受験対策にも深刻な影響が及ぶ恐れがあります」
「今回も海外で日本人が『コロナ』とからかわれたり、“咳エチケット”をめぐって電車内でトラブルになったニュースなどが出たように、子どもたちの学校内でも、隣の席の子が咳をしただけで『コロナ』とか『ウイルス』などと呼ばれ、いじめの対象になってしまうケースが出てくるかもしれません。」