匿名さん
スシロー、コロナ後も貫く「回るすし」の意地 | コロナショック、企業の針路
――緊急事態宣言が発令された4月は売り上げが大きく落ち込みました。一番大きかったのは営業時間を短縮したことだ。通常は一部の店舗を除き、午後11時に閉店する店舗が大半だ。だが、緊急事態宣言が出てからは、…
――ピーク時に比べるとコロナの感染者数は減っていますが、イートイン(店内飲食)の売り上げが急回復するのは難しいと思われます。それでも、「回転ずし」という業態は今後も変わらないのでしょうか。
私は変わらないと思う。
おいしいものが手軽に食べられるだけではなく、好きなものを、好きなだけオーダーできて、レーンで届くというのは、まさに夢の世界だ。
あくまですしがメインだが、麺類、揚げ物、はてはデザートまで食べられる。そういう空間はほかにはないし、イートインに勝るものはない。
――店内の回転レーンで、すしが外気にさらされ続けることを気にする人もいます。
食品が感染経路となったという報告は一切ない。そのリスクは基本的にないと思っている。
そのうえで気にされる方はもちろんいる。最後は消費者の方が選ぶということだ。今の(回転ずしという)形で楽しみたいというお客様がいる限りは、われわれはそこにミートしていきたい。