匿名さん
なぜミニ戸建ての販売が堅調なのか。さらに聞いてみると、テレワークで今の自宅の手狭さを実感した人々が、ミニであっても自分の居場所や仕事部屋を確保できる戸建てを買っているのだという。コロナ禍でミニ戸建が売れている理由 タワマン離れは加速か
コロナ不況の到来によって新築マンション市場は停滞しているが、一方で都市部や郊外の“ミニ戸建て住宅”の契約は伸びているという。果たして本当なのだろうか。住宅ジャーナリストの榊淳司氏…
「戸建ての販売実績はこの5月が過去最高で、6月はそれを上回ったはずです。出せば売れるので必死で土地を探している状態です」
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だが、今後、首都圏の住宅市場で起こりそうな“コロナ現象”を考えてみると、明るい材料を探すほうが難しい。
まず、「タワマン離れ」が本格化するかもしれない。コロナはタワマンの持つ脆弱性を浮き上がらせてしまったのだ。タワマンの中層階以上に住むとエレベーターを利用せざるを得ない。ところが、エレベーターには“三密”の条件が揃っている。
また、隣戸生活音が漏れ聞こえる程度に戸境壁が薄いのもタワマンの特徴。みんなテレワークで住戸内にいるので、どうしても隣戸からの音が気になり、日常生活やテレワークに苦痛を感じている人もいると聞く。