匿名さん
“3年おきに名字を交換する結婚”――「自分の姓」「相手の姓」どちらかでもない、第3の選択肢(要約)
新しい形の恋愛・結婚について考えていく連載「恋愛・結婚のかたち」(全5回)。第5回は、「3年おきに離婚、相手の名字で再婚」という結婚をして“名字を交換”している夫婦に話を聞きました。
「僕は公務員として働いているんですが、職場の女性は旧姓を使っている人が多くて。名字を決めかねているという雑談をすると、主に女性の同僚から『わかるな~』と反応が返ってきていました。その中で『知り合いに、3年ごとに離婚・再婚して名字を交換している人がいるよ』と教えてもらったんです」(水落さん)
そのアイデアを聞いた阿座上さんの反応は「すごいフェアだと思いましたし、超めんどくさいとも思いました(笑)。でも、私の中では『自分の姓か相手の姓か』の2択しかなかったところに、3番目の選択肢だなと。そういう切り替えは彼の方が柔軟なんですよね」。そして、まずは夫の「水落姓」で婚姻届を提出し、3年後に一度離婚、妻の「阿座上姓」で再婚することを決め、2人は結婚しました。