匿名さん
Mさんの息子は、33歳のとき、支援団体のサポートによって、ようやく外に出ることができた。引きこもり33歳息子と10年ぶりに対面の母親、「こんな顔してたっけ…」と胸が詰まる 〈dot.〉
「大人の引きこもり」は、もはや対岸の火事ではない。 筆者が「大人の引きこもり」について取材を始めたのは、4年ほど前だ。ひきこもりの当事者だけでなく、親も孤独と周囲の無理解に悩み、サポートを必要としてい...
「こんな顔してたっけ、としげしげと見てしまいましたね」(Mさん)
引きこもり支援の流れは、今までの「家族を中心に見守る」という姿勢から、「第三者が訪問し、生活を変えるために手を差し伸べる」という積極的な方針へと、少しずつ舵を切り始めている。今年になって、引きこもりや精神疾患がある人たちの訪問支援=「アウトリーチ」に取り組む全国の団体により、「コミュニティーメンタルヘルス・アウトリーチ協会」も設立された。