匿名さん
(一部抜粋)相談できなかった妊娠 軽度の知的障害の被告 女児死体遺棄事件 27日に判決 - 毎日新聞
「妊娠を相談できる人はあまりいなかったです」。自宅のくみ取り式トイレに女児を産み落としたとして、死体遺棄の罪に問われた軽度の知的障害のある女性被告(24)=佐賀県武雄市=は、法廷で弱々しく語った。佐賀地裁で7月に始まった公判は27日、判決を迎える。痛ましい事件を未然に防ぐことはできなかったのか。専
痛ましい事件を未然に防ぐことはできなかったのか。専門家は、知的障害者に対する性教育や一人一人に合った支援が必要だと訴えている。
起訴状などによると、被告は2019年12月13日ごろに女児を産み落とし、翌年1月6日に業者に発見されるまで放置したとされる。審理のために実施された知能検査で「精神年齢8歳9カ月」と診断されており、「遺体がある」との認識があったかが争点だ。
原教授は、特別支援学校でカップルの合意や育児を含む性教育をすることが重要だと強調。「性犯罪などから守るためにも、知的障害者への性教育は繰り返しする必要がある。男性側も妊娠への理解を深めるべきだ」と話す。