匿名さん
広瀬さん自身「魔羅亜(まりあ)」という女性だけの暴走族の総長を務め、三度の逮捕歴がある。従業員の9割に犯罪歴…元レディース社長が出所者を受け入れる事情 | FRIDAYデジタル
社員の9割に犯罪歴がある会社がある。栃木県にある「大伸ワークサポート」だ。社長の女性自身10代の時に暴走族の総長を務め三度の逮捕歴が。美人社長が出所者を受け入れるまでの壮絶な半生を語る。
従業員として働くのが難しいなら自分で会社を立ち上げようと、「大伸ワークサポート」を設立したのは10年前。建設業だったのには、二つの理由がある。
「私に建設会社で働いた経験があったから。二つ目は、業界に前科者を気にしない寛容な雰囲気があったからです。『大伸』もヤンチャな2~3人の若者と一緒にスタートしました」
転機となったのは、ある少年との出会いだ。「大伸」に入社した少年は、周囲と馴染めず広瀬さんを完全に無視していた。入社から2年目。少年は19歳の時に、監禁と恐喝容疑で逮捕される。出所後、広瀬さんは少年に語りかけた。
「私が、おめぇのお母さんになってやっから。もう人様に迷惑かけんな」
「原沢君が逮捕され、警察から悲惨な家庭環境を聞き、私の若い頃と一緒だと思ったんです。同じ経験をした私が手をさしのべなきゃ、誰がアイツを助けてやるんだと。それからです。自分の役割がわかったのは。犯罪を犯した人間には、社会復帰してもなかなか居場所が見つからない。だったら『大伸』が受け皿になり、サポートしようと決意しました」