匿名さん
企業の担当者は個性的な人物を採用したいと思っていても、もしそうした学生を採用して、すぐに辞めてしまったら「社内の誰かに批判されるのでは?」と考えてしまい、結局はこうした個性的な学生の採用を無意識的に躊躇します。就活の謎マナー「全員同じようなスーツ、女子はヒール靴」がなくならないワケ | 社会の今、未来の私 | mi-mollet(ミモレ) | 明日の私へ、小さな一歩!(1/2)
就職活動のマナーについて「男性向け」「女性向け」という二元論で、画一的な服装や振る舞いが押しつけられる「就活セクシズム」を改めて欲しいというネットの署名が注目を集めています。
人材会社でもそれは同じことであり、「個性的なスタイルで就活しましょう」と提案して、結果がうまく行かなければ、その担当者が責められる可能性は高いでしょう。
この問題は、ルールや理屈よりも情緒を優先させる共同体的な日本社会の本質に由来していますから、タテマエで「自由にしよう」といってもほとんど解決策にはなりません。
組織における人材評価について事前に評価基準を定め、基本的にその基準のみに従って評価を下すという合理的な組織運営を徹底しない限り、同じような問題が繰り返される可能性が高いと考えられます。