匿名さん
12月28日発売の月刊「なかよし」で、大坂なおみを主人公として描いたマンガの新連載がスタートする。監修は、大坂の姉で、テニス選手でイラストレーターでもある大坂まりが担当した。大坂なおみの姉が「ナイキCM」に言及「日本には差別がないと思っている人たちへ」 | 日本の外国ルーツの子供たちに大坂が伝えたいこと
なおみがマンガで登場テニス選手の大坂なおみとマンガといえば、昨年初めにスポンサー企業の日清が彼女を描いたアニメ広告で「肌の色を白く」して物議を醸した一件が記憶に新しい。日清は、非白人のキャラクターを白人化する「ホワイトウォッシュ」をやったとして非難された。大坂は「私の(実際の)肌の色が小麦色なのは明らかなはず」とコメ…
まりが米紙「ニューヨーク・タイムズ」のインタビューで語ったところでは、「なかよし」側は肌の色について「とても気をつけていた」という。
「先方から私のほうに相談がありました。『肌のトーンを正確に表現しなくてはならない。何パーセントくらい暗くすればいいでしょうか』っていう感じで」
そう話したまりは、先日公開された「ナイキジャパン」のCMに対する反発についても触れた。
日本に暮らす外国ルーツの子供たちが偏見や差別に苦しみながらも、スポーツを通じて乗り越えていく姿を描いた同CMは、「感動した」と多くの称賛を呼んだ一方、「日本に差別はない」などと怒りをあらわにするコメントもたくさんついた。
まりは、そうした反発の声を、一部の日本人の本心が発露した結果だと見ている。というのも、この夏、人種差別に抗議する声を上げた大坂を「トラブルメーカー」扱いする日本人は、差別は存在しないと思っているからだと、まりは言う。
「目の前で問題を見せない限り、彼らはそこに問題が存在することを信じません。彼らは、問題がないところに、なおみが問題を持ち込んだと考えているのです」