匿名さん
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/12211437/
注射でジェルの充填剤を入れる「アクアリフト」という豊胸手術を受けた女性が、ジェルが下腹部にまで下がり、歩くことができないほどの状態に。
「いまも完全に除去できていません。ほかの病院では断られるので、福岡院で抜くしかないのですが……」
9月以降、東京の本部から女性に連絡が入り、処置はストップ中だ。
「本部曰く、“手術代100万円と精神的ダメージ分70万円、合計170万円払う”。そのかわりに一切の関係を断つとの条件つきでした。ほかの病院では除去できないので、そんな条件のめるはずがない。そう断ると、つい先日、200万円でと打診されました」
一連の経緯に関して品川美容外科に説明を求めると、
「その件については回答いたしかねる」
日本美容医療協会理事の野本俊一医師が嘆息する。
「アクアリフトの一般名はコポリアミド。水溶性で安全と謳われていますが、実際は溶けません。ジェルが胸からどう体内を移動するかはまだ分かっていないのですが、単純に皮下組織の筋膜の上を滑っているのではないかと推測しています。今回の女性と同じような被害者が出たこともあり、日本や韓国では美容外科の学会などが使用自粛を求める声明を出しています」