体操元日本代表・田中理恵さんインタビュー「性的画像、現役時代の記憶と取材攻勢」

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匿名さん



体操元日本代表・田中理恵さんインタビュー「性的画像、現役時代の記憶と取材攻勢」(金明昱) - Yahoo!ニュース

ロンドン五輪に出場した体操元日本代表の田中理恵さん。引退後は、体操の普及活動と子育てに奮闘する一児の母でもある。現役時代の記憶と共にJOCが問題視する性的画像への自身の見解についても述べた。

脚が開いたときにカメラのシャッター音がカシャっと鳴るんです。体が柔らかいことを表現する演技ですから脚を開きます。その瞬間に必ず音が鳴っていました。本当は一番きれいな倒立をした姿を撮ってもらったらいいのに……。

当時は美人アスリートと書かれたりもしましたが、試合中の写真が雑誌の“袋とじ”になったこともありました。突然、友達から「理恵ちゃん、(雑誌に)出ていたよ」って見たら「袋とじじゃん!」っていうオチでした。私は男兄弟に挟まれて育ったせいか、性格がサバサバしているので、「もう最悪」っていう感情で、そこまで気にしませんでした。でも、傷つく選手は必ずいます。体操はもう嫌だ、レオタードになるのも嫌と思う選手がいると考えると、拡散は防がないといけない。一生懸命、目標に向かっている中で、そういうことをされると悲しい気持ちになります。
――声を上げづらいテーマをどうして語ろうと思われたのですか?

すごく悩んだのですが、ありのままをお話したいと思いました。特にSNSでの画像の拡散は、絶対に悩んでいる子たちはたくさんいると思っていましたから。私はこうした性格なので、悩まなかったのですが、試合がやりにくいと思っている選手もきっといるでしょう。でも、私でもがんばれたから大丈夫だよ、と。対策も考えないといけませんが、注目されるのもうれしいことだと伝えたかったんです。
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