匿名さん
■売れ筋は「個食」と「高額品」「高額おせち」がコロナ禍で売れまくった事情 | 百貨店・量販店・総合スーパー
新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、初めてのお正月を迎え、「おせち料理」にも異変が生じている。「売り切れたスピードは例年の倍以上で、異常な伸びだった。いくら巣ごもりと言っても、以前からおせちを食…
おせち料理と言えば、帰省先で家族や親戚が集まり、多人数で大きな重箱おせちをわけ合うのが通常だ。しかし、今回の年末年始は帰省を控える家族や個人が増えた結果、少人数用おせちの需要が急増。イトーヨーカドーでは一段重おせちの販売が前年より25%増加したほか、楽天市場でも1人用おせちが人気だった。
「家族それぞれが違った味を楽しめるように別々の一人前おせちを人数分頼んだり、一人暮らしでも気軽に味わったりできる」(楽天広報)
例年であれば年末年始を海外で過ごしていた中高所得者層が、自宅に巣ごもりする分、豪華なお正月を過ごそうという動きも強まった。高級料亭「東京吉兆」のおせちは、伊勢丹での販売数が例年の1.5倍に伸長。全体的には新規顧客が多く単価が安い傾向にあるECからの注文が増えた一方で、店頭や電話での注文では5万~10万円といった高額品の売れ行きが好調だった