匿名さん
食料不足、断水で生活混乱 余震避け被災地脱出も
物資不足や断水で、被災地の暮らしが混乱している。避難所は食事が行き渡らず、不満が続出。
街の店は17日も休業が相次ぎ、営業中の店は棚が空っぽに。
人々は水や食料を求めてさまよい、被災地から脱出する人もいる。
避難所に指定されている熊本市中央区の開新高校。配給は乳幼児とお年寄りが優先で、
主婦(49)は「16日夜はどうせ余らないから並ばなかった」。
17日朝は、並んでやっと小さなバナナ一つだった。
避難者数が膨れ上がり、臨時に避難所になった熊本高校(同区)も事情は同じだ。
担当する市職員小原菜実さん(28)は「市に毎回要求しても、指定避難所が優先される」と嘆いた。
熊本市の大西一史市長は16日の対策会議で激怒してハッパを掛けたが、17日の会議でも
「(配給は)今夜も危ない」と報告された。14日の地震で備蓄が底を突いた後に本震が起きたことが響いた。
コンビニやスーパーも多くが閉店に追い込まれている。営業店には客が殺到し、入荷するそばから売り切れ。
ディスカウントストアの開店を1時間待った熊本市中央区の橋口正さん(70)は
「『ペットボトルの水は1人1箱』と言われた。食器が洗えず、トイレも使えない」。
熊本県益城町のスーパーは17日、在庫をかき集めて缶詰、カップ麺を販売。
自宅が全壊した女性(71)は「ここ数日おにぎりだけ。野菜や果物が食べたい」とこぼした。
ガソリンスタンドは17日も混雑。ごみの収集は滞り、断水も広範囲に及んでいる。
熊本市の公園で給水を受けた保育士中村芳子さん(54)は
「別の場所は1時間待って10メートルも進まなかった。ここならもらえると聞いた」と話していた。
熊本市の公園や駐車場など市内のあちこちでは、車を止めて一夜を過ごす人が目立つ。
17日朝、閉店中のコンビニ駐車場では主婦田島多美恵さん(58)が車のドアに洗濯物を干していた。
日中は自宅を片付け、夜は車内の生活。
「家は怖くて眠れない。たくさん人のいる避難所は気を使いそうで」。
熊本大の駐車場にいた自営業前田五月さん(51)は「ペットの犬3匹がいるから」と話した。
余震や不便な生活を避け、熊本から出る人も。熊本市南区の緒方益吉さん(67)は、
妻や義母と福岡市の次女宅へ。16日の本震後、車内で一夜を明かしたが眠れず、避難所は混んでいた。
「スーパーにも物がないし、余震への恐怖もある」と移動を決めた。
建物の破損で閉鎖されたJR熊本駅。
「余震が怖いので福岡にいる親族の家に避難しようと思っている」
と駅に駆け付けた熊本大1年の上原佑野さん(19)は、運休を知り、疲れた顔で地面に座り込んだ。
それに対しインターネット上では様々な声が上がっている。
「現状やれる事は精一杯やってるだろ。我儘すぎる。」
「一人一箱だろ?一人一本じゃないんだろ?」
「貴重な水で食器を洗うとか遠足気分か。」
「おにぎりだけでも食えるだけいいだろ
こういう状況にちょっとは我慢出来んのか」
「少し図々し過ぎやしないか」
食料不足、断水で生活混乱 余震避け被災地脱出も ― スポニチ Sponichi Annex 社会
食料不足、断水で生活混乱 余震避け被災地脱出も
物資不足や断水で、被災地の暮らしが混乱している。避難所は食事が行き渡らず、不満が続出。
街の店は17日も休業が相次ぎ、営業中の店は棚が空っぽに。
人々は水や食料を求めてさまよい、被災地から脱出する人もいる。
避難所に指定されている熊本市中央区の開新高校。配給は乳幼児とお年寄りが優先で、
主婦(49)は「16日夜はどうせ余らないから並ばなかった」。
17日朝は、並んでやっと小さなバナナ一つだった。
避難者数が膨れ上がり、臨時に避難所になった熊本高校(同区)も事情は同じだ。
担当する市職員小原菜実さん(28)は「市に毎回要求しても、指定避難所が優先される」と嘆いた。
熊本市の大西一史市長は16日の対策会議で激怒してハッパを掛けたが、17日の会議でも
「(配給は)今夜も危ない」と報告された。14日の地震で備蓄が底を突いた後に本震が起きたことが響いた。
コンビニやスーパーも多くが閉店に追い込まれている。営業店には客が殺到し、入荷するそばから売り切れ。
ディスカウントストアの開店を1時間待った熊本市中央区の橋口正さん(70)は
「『ペットボトルの水は1人1箱』と言われた。食器が洗えず、トイレも使えない」。
熊本県益城町のスーパーは17日、在庫をかき集めて缶詰、カップ麺を販売。
自宅が全壊した女性(71)は「ここ数日おにぎりだけ。野菜や果物が食べたい」とこぼした。
ガソリンスタンドは17日も混雑。ごみの収集は滞り、断水も広範囲に及んでいる。
熊本市の公園で給水を受けた保育士中村芳子さん(54)は
「別の場所は1時間待って10メートルも進まなかった。ここならもらえると聞いた」と話していた。
熊本市の公園や駐車場など市内のあちこちでは、車を止めて一夜を過ごす人が目立つ。
17日朝、閉店中のコンビニ駐車場では主婦田島多美恵さん(58)が車のドアに洗濯物を干していた。
日中は自宅を片付け、夜は車内の生活。
「家は怖くて眠れない。たくさん人のいる避難所は気を使いそうで」。
熊本大の駐車場にいた自営業前田五月さん(51)は「ペットの犬3匹がいるから」と話した。
余震や不便な生活を避け、熊本から出る人も。熊本市南区の緒方益吉さん(67)は、
妻や義母と福岡市の次女宅へ。16日の本震後、車内で一夜を明かしたが眠れず、避難所は混んでいた。
「スーパーにも物がないし、余震への恐怖もある」と移動を決めた。
建物の破損で閉鎖されたJR熊本駅。
「余震が怖いので福岡にいる親族の家に避難しようと思っている」
と駅に駆け付けた熊本大1年の上原佑野さん(19)は、運休を知り、疲れた顔で地面に座り込んだ。
それに対しインターネット上では様々な声が上がっている。
「現状やれる事は精一杯やってるだろ。我儘すぎる。」
「一人一箱だろ?一人一本じゃないんだろ?」
「貴重な水で食器を洗うとか遠足気分か。」
「おにぎりだけでも食えるだけいいだろ
こういう状況にちょっとは我慢出来んのか」
「少し図々し過ぎやしないか」