匿名さん
──早くも結婚1周年。以前、週の半分くらいを一緒に過ごす半別居婚をしていると聞きましたが今も生活は変わりませんか?壇蜜さん半別居婚で1周年「“結婚してみる”ことにしてわかったこと」|VERY(magacol) - Yahoo!ニュース
2019年11月、漫画家・清野とおるさんと結婚した壇蜜さん。時代の潮流に真っ向から抗うわけでも迎合するわけでもなく、独自の存在感を持ち男女ともにファンの多い壇蜜さんに、何かとしがらみの多い時代を生き
夫婦と子どもがいてみんなで一緒に暮らすっていう、長年培われてきた家族の形のイメージというのは、なかなか自由に変形できるものじゃないですよね。家族は同じ屋根の下、一緒にいるのがいちばんという価値観は、私たちが生きている間はそう簡単に変わらないだろうと覚悟の上で、ままごとみたいな結婚だと奇異の目で見られても仕方がないね、と諦めにも近いものを感じています。
──でもお二人にとっては、今の関係が居心地のいい感じ、ちょうどいい距離感なんですよね。
清野さんも私も一人でいる時間が必要で、そのほうが仕事が捗るというのがベースにあってここまで生きているので、世間に反抗するよりも、うまい言い訳を探すほうが楽なんじゃないかなと、思うようになりました。「本当に未熟者ですよね」と、相手が思っているであろうことを先にこちらから言ってしまいます。正直、これを言っていいのかわからないけれど、他人には解決できない自分の闇の深さみたいなものは、ちゃんと伝えられたほうがいいなと。一人でいる時間がないと爆発しそうになるとか、そんなことで、大好きな人を嫌いになったりするのは絶対に嫌だから、この生活を選んだということ。「じゃあ、なんで結婚したんだ」って言われるかもしれないですけれど、でも、「結婚して共に暮らすか、結婚しないか」だけでは簡単に片付けられない感情があったんですよね。「そんなことじゃ、すぐ別れられちゃうわよ」と言われても「そうかもしれないです」と返しておけば、自覚はあるんですということも伝わるし、相手の言葉を何にも否定してないですよね。「そんなことないですよ」と言い返すよりも、「そうかもしれません。不安、どうしよう」って言ってしまうほうが私は楽なんです。