匿名さん
■父親が女性に30万円を何度か渡していたことが発覚ワンオペ介護の娘が絶句…若年性認知症の還暦父に貢がせていた30代女性が発した「捨て台詞」 銀行預貯金残高は半分になっていた
32歳の女性は1歳半の子供を育てながら、同居する還暦超えの実父の身の回りのケアをしている。30年前に母と死別した父(61)は若年性認知症にもかかわらず、7年前から見知らぬ女性と交際。現金30万円を何度も渡すなどして、銀行口座が半分になってしまったことがわかり、育児と介護をワンオペで担う女性はほとほと疲れ果ててしまった――(前編/全2回)。
そんなある日、父親の携帯に残っていたメールから、父親が女性に30万円を何度か渡していたことが発覚。藤原さんはその時の衝撃をこう話す。
「相手からのメールには、『飼い犬が病気だから』とか、『足の親指の爪が剥がれて全治2カ月で働けない』とか、『実家が大変だ』『コロナで仕事がなくなった』とかあったのですが、女性は認知症の父からお金をもらうことにまったく罪悪感を抱かなかったようです。人間性を疑いましたが、何より父が別人になったように思えてすごくショックでした」
独身だから、父親が女性と交際してはいけないわけではない。だが、父親は認知症で、その世話を自分がしている。「お金の受け渡し」を前提とした交際が正しいはずがない。そう思って、藤原さんは縁を切って実家を出ていく覚悟を決め、父親に「私たちの父に戻ってほしい」と手紙を書いて渡した。
手紙を読んだ父親は、女性にお金を貢いできた事実を認めたが、貯金が、自分が把握している半額ほどしか残っていないことを知ると、「嘘だ! そんなはずない!」と驚いた。自分が女性をつなぎとめるために大金を費やしていたことに無自覚だったのだ。
■「連絡はいつもあなたのお父様のほうからで、私は一切していません」
たまりかねた藤原さんは、父親の携帯から女性にメールを送った。父に連絡しないでください、と。すると、返信があった。
〈あなたは私に連絡してくるなとおっしゃいますが、連絡はいつもあなたのお父様のほうからで、私からは一切していません。あなたももう二度と連絡してこないでください。迷惑です〉