匿名さん
看護師の谷口知加さんのもとには、1月に緊急事態宣言が出てから、深刻な悩みを抱える少女からの訴えが相次いで寄せられるようになりました。「風呂に父親が入ってくるのが、すごくつらい…」困窮する女性の支援 何が足りないのか(市川衛) - Yahoo!ニュース
「風呂に入っていると、父親が入ってくる。それが嫌で…」緊急事態宣言下で、その影響を強く受けていると言われるのが若い女性です。支援の現場で何が起きているのか、どんな支えが必要とされているのか取材しました
『お風呂に入っていると、父親が入ってくる。自分の身体をお父さんに洗われて、それがすごく辛い…』という女性がいらっしゃったときのことが、心に残っています。家を出たいけれど、学生さんなので、自分の力で生活することは出来ない。いまは我慢するしかないのかなとおっしゃっていました。
緊急事態宣言で、家がすごく辛い場所なのに、そこに居続けることしかできない。息抜きできる場所がないんです。こういう、もともとつらい事情を抱える人たちが、緊急事態宣言の影響を一番受けていると感じます。
谷口さんは、週に1回、希望する女性にアロママッサージを無料で施術しています。
「(谷口さん)少しでもいいから、やさしく触ってほしいってみんな言います。悩みを抱えてもお家帰れる子はまだいいけれど、児童養護施設を出てから1人暮らし、みたいな子はやっぱり孤独みたいで。少しでも手を撫でてあげたり、タッチセラピーみたいな形で関わることも多いです。コロナだけど(笑)そこらへんは、アルコール消毒して、やっています。」