匿名さん
■熊本市南区では「捨てるほどご飯が余っている」避難所も【避難所からのメッセージ7】 避難所格差「捨てる程ご飯が余ってる」場所、「おしることおにぎり」の場所(堀潤) - Yahoo!ニュース
震度7の地震に見舞われ被害の大きかった益城町やその後も強い余震に悩む熊本市内各所で避難生活を続けている方々から寄せられた写真や動画の数々。物資が潤沢に集まる避難所、そうでない避難所格差が顕著に。
熊本市南区の避難所で過ごす22歳の女性から、長文のメッセージが送られてきた。避難所は当初は物資が足りない状況が続いていたものの、避難所の責任者やボランティアスタッフの皆さんの奮闘もあり今では有り余るほど物資があるという内容だった。支援物資の他に、自衛隊が炊き出しに来てくれていたおかげでこの避難所だけでは消費しきれないほどのご飯がたかれている、という状況だという。女性が送ってきてくれた映像には物資を入れた段ボールが部屋や廊下に積み上がっている様子が確かに収められていた。
女性は別の避難所で過ごす友人がコップ一杯の水とパンしか食べられていないことを知り、避難所の運営者に直談判。他の避難所に物資を届けることに当初は難色を示されたいうが、最終的に主張が認められ、女性は友人のいる避難所に余ったご飯などを届けることができたという。
しかし、物資の囲い込みのようなことが起きている現状に憤りを隠せなかった
■熊本市北区の避難所、昼ごはんは「おしるこ」と「おにぎり」
一方で、食糧物資の不足に悩む避難所からの窮状も届いた。熊本市北区の避難所は公的な支援が届いておらず個人の善意で寄せられた物資などで避難者の食糧を賄っている。水の確保に苦労し、慢性的な食糧不足に悩んできた。
自宅が被災し避難所で暮らす22歳のリズムさんは、一枚の写真を送ってきてくれた。
写っていたのは、オニギリと少しのおしるこ。19日の昼食として配られた食糧だ。その後、だんだんと物資が集まってきているというが、基本的に避難者は自分たちで周辺のスーパーや総菜屋に並び、調達をしなくてはならない。
りずむさんも、余震が続く中、食糧を確保するため被害を受けた家に残っている食べ物を取りに行き「なんとか」生活を続けている。