匿名さん
(以下抜粋)「容姿なんて、魂がとりあえず入ってる箱です」鳥居みゆきが語る“女芸人”というレッテルの理不尽 | 女芸人の今 | 文春オンライン
自分が思っていることを相手に伝えるにはどうすればいいのか……話し方講座、劇団を経て、その答えを「芸人」という職業に求めた鳥居みゆき。しかし彼女がどんなに自由な表現を追い続けても「女芸人」というカテゴラ…
――以前のインタビューで「女芸人ってくくられるのが嫌だ」とおっしゃってましたよね。
鳥居 あぁ嫌いなんですよ、私。時代錯誤もいいとこですよ。多様化の時代にまだ女芸人でくくるかと思いますよね。紅白もそうじゃないですか。まだ紅白で分けてるの、まだ対決してんのっていう。そこの勝敗別にそこまで気になってませんけど。
――たしかに毎年どっちが勝ったかわからない。
鳥居 勝った方がなんかもらえてるかすらあやふやじゃないですか。看護婦さんも看護師さんになる時代に、女芸人はまだ女芸人かい、みたいな。マイノリティーだって言いたいんでしょうね。
――そうか。お前たちはマイノリティーなんだぞって言いたい。
鳥居 男の芸人の中にもそういう、頭の固いやつがまだいるんですけど。そういう人ほんとに腹立ちますよね。芸事は男の職業だと思ってる人がいまだにいますよ、先輩にも。
――女性芸人なのにかわいいとか、それこそ鳥居さんがずっと言われてきたことかもしれない。
鳥居 ありますよ、それは。私、そんなのどうでもいいのに。容姿なんて魂がとりあえず入ってる箱としか考えてない。別に番号で呼ばれてもいいし。のっぺらぼうじゃないだけだよって感じです。