匿名さん
この度は大きな地震に見舞われて大変な思いをしていられると心中お察しします。
私も福島の地震を経験した者の一人ですが、沢山の方々の支援を頂いて本当に日本も捨てたもんじゃないなと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
まず、地震直後の町(福島)が一秒前までの私の見てきた町でなくなったことが信じられませんでした。
自然と涙が溢れ無我夢中で家族を探さなければと子供の小学校と夫の職場に連絡を入れるも回線麻痺で電話が繋がらない、道路の寸断、目の前から先へ移動出来ない、押し寄せた瓦礫から安全な場所へ避難したくても身動きが取れない、ふと気がつくと自身の爪が剥がれていました。
痛みなんて感じてる暇もありません、そんな事より大事な家族の安否確認が出来ないもどかしさしかありません。
子供は重度の喘息持ちで、何とか吸入薬を手放さずにいてくれ!
そんな思いと、夫の職場は崩壊していないかという心配ばかり。
嫌なサイレンが耳に今でもこびりついています。
あのサイレンの音は忘れたくても忘れられません。
あの日から2日後に子供の無事が確認されましたが、夫は数十日後発見され帰らぬ人となりました。
子供に会えたのは数日後、自衛隊の皆さんが避難所へ送り届けてくれた時です。
見知らぬ方がしっかりと息子の手を握り避難所に入ってきました。
何度頭を下げてお礼を言ったか、子供と抱き合い、連れて来てくれた自衛隊の方や手を握り一緒にいてくれた方とも抱き合いました。
気が付けば2、3日食べ物など食べる事さえ忘れていました。
夫が見つからないまま過ごした数日間は、食べ物の配給があっても何だか喉を通らなくて胸が苦しくて泣くに泣けなくて子供の前で気丈に振舞うのは無理でした。
だけど息子が言ったんです、お腹が空いたと。
生きてるんですよね、生きてる証拠なんです。
ハッと気付かされたんです。
自分ではなく、息子が気丈に振舞ってくれていたんですね。
食べないと力が出ないって事を教えてくれたんです。
人数分手配された飲み水とおにぎり、息子の分は次の日から分けていただけると聞かされホッとした事。
他人の事など構っていられないような心境の中でも、周りの方々は息子におにぎりを分けてくれたり、それは前の日のおにぎりだったりしたけど善意と急激な空腹感がやって来たのとで全然気になりませんでした。
あのおにぎりのありがたかった事、美味しかった事、息子と泣きながらお米の一粒一粒を噛み締めながら大切に食べました。
そんな事を思い出しながら今回の支援物資を廃棄処分て記事を読み、もし本当ならば何とか大切に食べ物を粗末にしないで食べて欲しいなと思いました。
そして一日も早く行方不明者の全てが見つかりますように。
生存者全てに食物や飲料水が届きますようにと願って止みません。
一日でも早くもとの生活に戻れますように。
私も福島の地震を経験した者の一人ですが、沢山の方々の支援を頂いて本当に日本も捨てたもんじゃないなと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
まず、地震直後の町(福島)が一秒前までの私の見てきた町でなくなったことが信じられませんでした。
自然と涙が溢れ無我夢中で家族を探さなければと子供の小学校と夫の職場に連絡を入れるも回線麻痺で電話が繋がらない、道路の寸断、目の前から先へ移動出来ない、押し寄せた瓦礫から安全な場所へ避難したくても身動きが取れない、ふと気がつくと自身の爪が剥がれていました。
痛みなんて感じてる暇もありません、そんな事より大事な家族の安否確認が出来ないもどかしさしかありません。
子供は重度の喘息持ちで、何とか吸入薬を手放さずにいてくれ!
そんな思いと、夫の職場は崩壊していないかという心配ばかり。
嫌なサイレンが耳に今でもこびりついています。
あのサイレンの音は忘れたくても忘れられません。
あの日から2日後に子供の無事が確認されましたが、夫は数十日後発見され帰らぬ人となりました。
子供に会えたのは数日後、自衛隊の皆さんが避難所へ送り届けてくれた時です。
見知らぬ方がしっかりと息子の手を握り避難所に入ってきました。
何度頭を下げてお礼を言ったか、子供と抱き合い、連れて来てくれた自衛隊の方や手を握り一緒にいてくれた方とも抱き合いました。
気が付けば2、3日食べ物など食べる事さえ忘れていました。
夫が見つからないまま過ごした数日間は、食べ物の配給があっても何だか喉を通らなくて胸が苦しくて泣くに泣けなくて子供の前で気丈に振舞うのは無理でした。
だけど息子が言ったんです、お腹が空いたと。
生きてるんですよね、生きてる証拠なんです。
ハッと気付かされたんです。
自分ではなく、息子が気丈に振舞ってくれていたんですね。
食べないと力が出ないって事を教えてくれたんです。
人数分手配された飲み水とおにぎり、息子の分は次の日から分けていただけると聞かされホッとした事。
他人の事など構っていられないような心境の中でも、周りの方々は息子におにぎりを分けてくれたり、それは前の日のおにぎりだったりしたけど善意と急激な空腹感がやって来たのとで全然気になりませんでした。
あのおにぎりのありがたかった事、美味しかった事、息子と泣きながらお米の一粒一粒を噛み締めながら大切に食べました。
そんな事を思い出しながら今回の支援物資を廃棄処分て記事を読み、もし本当ならば何とか大切に食べ物を粗末にしないで食べて欲しいなと思いました。
そして一日も早く行方不明者の全てが見つかりますように。
生存者全てに食物や飲料水が届きますようにと願って止みません。
一日でも早くもとの生活に戻れますように。