匿名さん
「生殖問題が今のまま続けば、いずれ人類の生存を脅かすようになるでしょう」と、その危険性が地球温暖化に匹敵するものであることを訴える。男性の体から精子が減少している。種を絶滅させかねないと専門家が警鐘を鳴らす : カラパイア
iStock 気候変動、人工知能が人間の脳を超えるシンギュラリティ、小惑星の衝突、そして疫病パンデミック...人類は今、複数の脅威に直面している。 そしてそれとは別に、人間の内側からひっそりと迫ってきている危機があるという。男性の精巣から精子が失われ続けている
2019年の研究によると、スイス人男性の精子は世界的に見てもかなり危機に瀕していることが発覚。このままいけば2045年までに精子が完全に失われてしまうと予測されている。そうなれば人類は絶滅危惧種になってしまう。
既に半数の国で人口を維持できる出生率を下回る
■男性の体の中で何が起きているのか?
まず化学物質への曝露だ。ありとあらゆる場所に化学物質が蔓延しており、プラスチック・化粧品・殺虫剤といった身近なものに、フタル酸エステルやビスフェノールAといった内分泌かく乱物質が入っている。
またタバコ・大麻・肥満といった不健康なライフスタイルも関係しているようだ。