匿名さん
「下っ端(アイドル)はファンに媚び売って、上の(レベルの)子も、金主というか、パパ探しに翻弄されていました。芸人の闇営業ってあったじゃないですか? あれよりもっとひどい。事務所の社長から言われて参加したイベントが、聞いていなかった怪しげな撮影会で、露出度の高い服を着せられたりしたんです。現場で怒るんですが、撮影会の主催者が事務所のバックアップをしているのだ、と聞いた瞬間、いやでもやんなきゃ、仕事なんだって頭を無理矢理切り替えるんです。上の子たちは、もっと過激なことをやって、そのうち誰か面倒みてくれる人を見つける。それでお金に困らなくなると、アイドルでい続けることに疲れて、やめちゃうんです」 実は宮内さん自身、前述のアイドルグループとは別のグループに所属していた時、一歩間違えたら反社会勢力に取り込まれたかもしれない経験をしていた。打ち上げのゲストに、と呼ばれて行ったらマルチビジネスの会合で、そこで物を買わされたのだ。また、誘われて行った飲食店のパーティーで「俺の女になれ」と囁いてきた男が後日、ニュースを見ていたらぼったくりバーの店員として逮捕されていた。こうした危うい人々とまったく付き合わない、というのは難しかったが、宮内さん自身は一線を超えたことはないと言う。元アイドルが指摘する芸能界の裏事情 「現実をもっと知ってほしい」 - ライブドアニュース
2年前まで活動していた元アイドルの20代女性にNEWSポストセブンが取材した。アイドルになりたい若い子たちに「現実をもっと知ってほしい」とコメント。「私たちを利用しようとか、欲望の吐け口にしようという人ばかり」と語った
「リッチな人に見つけてもらって、後からその人が悪い人だったと気がついても、もう元に戻れません。結局、アイドルになりたい、ということが最終目標になっちゃってる子が多いから、おかしなことになりやすい。人から認めてもらいたくて、色んな人に会いに行くけど、私たちをアイドルと認めてくれる人は、私達を利用しようとか、欲望の吐け口にしようという人ばかり。でも、今は『アイドルです』といえば、誰でもアイドルになれる時代なので、よく考えずに飛び込んでくる子も多い。アイドルになりたいという若い子達にも、こうした現実をもっと知って欲しい」