匿名さん
私は生まれながらに骨が折れやすく、身長が100センチで5歳の子どもくらいの大きさしかありません。電動車いすに乗っていて、見た目がめずらしい私は、外見でレッテルを貼られ、モヤモヤしたことがあります。見た目が変わっているのだから仕方ない、と思うときもあれば、心ない言葉に悲しくなることもあります。渡辺直美さん動画で何度も泣いた。障害者として考える「見た目いじり」の終焉
渡辺さんの「渡辺直美(という個人)を見て」というメッセージは、長年、見た目いじりに心を痛めながらも「仕方ないよね」と諦めてしまっていた自分を慰めてくれました。そして…
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私が彼女のYouTubeでの発言でもっとも心を打たれたのは「自分のことは自分で決めたい。自分に誇りを持ってほしい。自分を表現してほしい。『渡辺直美』を見てほしい」という言葉でした。
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私が車いすに乗っていて、身長も極端に小さくて子どもに見られてしまうのは仕方のない事実だけれども、私にだって見た目以外の要素もたくさんあります。目立つ見た目のことばかりを言われた、障害者はお断り、障害者は無理だよね、という態度をされると、本当の私を見てくれていないと感じてしまい、悲しくなります。
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そう言われると、何から話せばいいの?と思う人もいるかもしれません。
まずは「この髪形、カバン、素敵ですね」と体型や生まれ持ったもの以外の部分を褒めることができます。また「私はこれが好きですが、あなたはどう思いますか?」「私はこういうのをかわいいと思うのだけど、あなたは何がかわいいと思う?」と、お互いの好きなことや考えを話し合うところからはじめませんか?