匿名さん
親のNG行動「学校に行きたくない」子どもが発信するSOS、親が絶対にやってはいけない行動 | 週刊女性PRIME
4月は子どもの不登校が始まりやすい時期。もし、子どもに「学校に行きたくない」と言われたら? 「頑張って」と背中を押す、あるいは「わかった」と休ませるのか……最初の親の言動が大きく影響するという。子どもへの望ましい接し方から、隠れたSOSの見つけ方を不登校新聞編集長の石井志昴氏に聞いた。
●理由を聞く
いじめ、友達や先生との関係、勉強など、理由は1つではない。言葉にならない思いを無理に聞くのは避けて。
●何かをしながら聞く
家事をしながらなど片手間はやめる。子どもと向き合い、ちゃんと話を聞いているよという態度を示すのが大切。
●せかす、話を遮る
子どもの話はとかく脱線しがち。そこでせかしたり遮ったりせず、気のすむまで話をさせてあげること。
●叱咤激励する
叱りつけたり励ましのつもりで頑張ってと背中を押すのは逆効果。強制的に登校させても同じことの繰り返しに。
実際、不登校児の取材で“親の言動でうれしかったことは?”と聞くと、最もよく挙がるのが“気持ちを聞いてくれた”だという。
「あと、“ありがとう”の言葉を挙げる子も多いですね。不登校の子は周りに手助けしてもらい、ありがとうと言う立場にいることが多い。だから犬の散歩や洗い物など、些細なことでも感謝されると自分が存在していていいんだとすごくうれしいんです」