松山ケンイチの発言に物議…「嫁」という呼び方アリ・ナシ論争は「言葉狩り」か?

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匿名さん



松山ケンイチの発言に物議…「嫁」という呼び方アリ・ナシ論争は「言葉狩り」か? | 文春オンライン

「社会の摩擦を減らすための規範の調停」とも解説されるポリティカル・コレクトネス(政治的公正さ)。この考え方が広がったことにより、「言葉」に対する問題提起が増えている。(執筆=小松厳/清談社)議論の対象…
松山がバラエティ番組『火曜サプライズ』に出演した際、「髪が伸びた時には自分で切ったり、嫁に切ってもらっている」と発言したところ、SNS上で「嫁という間違った言葉を広めないでもらいたい」「嫁という発言はまずかった」という批判の声が投稿された。

これに対し、「何が悪いのか?」「言葉狩りだ」といった擁護の声も寄せられ、ネット上では批判派、擁護派、双方の意見が入り乱れTwitterのトレンド入りするほどの注目を集めた。
不特定多数の消費者を相手にする企業にとってもポリティカル・コレクトネスは重要な課題となっている。

先日は『報道ステーション』のWEB用PR動画が物議を呼んだばかり。CMでは若い女性が登場し、「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的に掲げている時点で、『何それ、時代遅れ』って感じ」というセリフを口にしていた。テレビ朝日はこのCMを削除しTwitterに謝罪文を掲載している
言うまでもないが、ポリティカル・コレクトネスは「政治的公正さ」を意味するものであり、デジタル大辞泉では、「人種・宗教・性別などの違いによる偏見・差別を含まない、中立的な表現や用語を用いること」とされている。

その理念じたいは何ら否定されるものではない。しかし、ただ攻撃するだけの行き過ぎた「言葉狩り」は社会を委縮させ、かえって分断を煽る可能性もある。言葉の使い方や表現の仕方がますます難しい時代となったことは間違いない。
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