匿名さん
連日、缶チューハイを手にした集団がたむろし、無法地帯と化している渋谷マークシティ周辺。午後8時、近隣の時短営業の飲食店が閉まると、続々と人が集まりだした。色とりどりの髪をした若者が大半だが、中には白髪交じりのサラリーマン同士が酒を酌み交わす姿もあった。地べた寝そべり、ゴミ放置、嘔吐、トイレ…渋谷の路上飲み、“無法地帯”な実態
2年連続で緊急事態宣言下でのゴールデンウイーク(GW)がスタートした。若者を中心に“自粛慣れ”が広まるなか、飲食店での酒類提供自粛を受け繁華街では路上飲みも増えている。夜の街は今どんな様子なのか。GW初日前夜と翌朝の東京・渋谷を歩いた。
この日は小雨交じりの雨模様も、午後9時を回るとさらに人だかりは増え30人ほどに。地べたへの座り込みはもとより、なかには寝そべりながら酒を飲む者や「路上飲み記念!」と仲間と写真を撮り合う若者も。区の職員の見回りや声掛けにも動じる様子はなく、「もう帰りますから」とあしらいつつ宴は続いた。