匿名さん
通常の退職金に上乗せされる「割増退職金の加算額」のレートでも、バブル入社のロートル社員が狙い撃ちされていることが分かる。パナソニック「退職金4000万円上乗せ」で50歳標的の壮絶リストラ【スクープ】
パナソニックが、バブル世代をメインターゲットにした大規模リストラに着手することがダイヤモンド編集部の調べで分かった。早期退職プログラムの一つである「割増退職金」の上限が4000万円に設定されるなど大盤振る舞いをする。それほどまでに、成果の乏しいロートル社員の滞留が戦力人材の活躍を阻むことが社内では問題視されていた。内部資料を基に早期退職プログラムの中身を明らかにする。
今回パナソニックが導入する割増退職金は「キャリアデザイン支援金」と呼ばれるものだ。加算額は基本月収の何カ月分かという指標で算出されるのだが、一般的には、会社が辞めてほしい年齢ほど加算額が手厚くなる傾向にある。
実際にパナソニックの管理職の加算額のレート(支給月数)を見てみると、「50歳=支給額50カ月」がピークに設定されている。続いて支給月数の多い順に、51歳の49カ月、52〜53歳の48カ月、54〜55歳の47カ月となっている。パナソニックの経営陣が「50〜55歳」を辞めてほしいメインターゲットとしているのは明白だ。