正義感が強い子どもが「マスク警察」に…街で、学校で、マスク未着用の人を厳しく取り締まった結果

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匿名さん



正義感が強い子どもが「マスク警察」に…街で、学校で、マスク未着用の人を厳しく取り締まった結果(All About) - Yahoo!ニュース

終わりの見えないコロナ禍、長引くマスク生活。マスクをつけると顔の表情が分かりにくくなり、老若男女を問わずコミュニケーションの壁になることは多くの専門家から指摘されているところですが、このマスク生活は
小学校2年生男児の母である葉子さん(仮名・38歳)は、お子さんの夏休みを前にして、混乱を隠せずにいるといいます。原因は息子さんのこと。学校でいじめを受けているようで、学校の先生から「指導に悩んでいる」と打ち明けられたことが発端でした。

「クラスの別の男子が、体育の時間や休み時間にドッジボールをする際、まったくマスクをつけていなかったようで……息子はそれが気になって、何度もしつこく注意してしまったようなんです」

身体を激しく動かす際は、マスクをしなくてもいい。学校側はそう指導していたので、担任教諭は息子さんに対し「こういう場合、マスクの着用は個人の自由なんだよ」と指導。

しかし息子さんは『もしも感染してたらどうするの? 僕は病気になりたくない。だからマスクは絶対につけるべき!』と譲らなかったといいます。そのやり取りを見ていたクラスメイトから怒りを買ってしまい、無視されたり、遊びに誘われなくなってしまったり。

葉子さんも、何度も息子さんと話し合いをしましたが「お父さんとお母さんが、マスクをつけるのはルールだって言った。テレビでもそう言ってる。僕はルールを守らない人に注意しただけで、悪いことはしてない!」と頑ななまま。

夏休みに一緒に遊びに行くはずだったクラスメイトの母親から「ごめんなさい。『アイツとはもう遊ばない』『一緒にいたくない』と言われたので、夏休みの計画はナシで」と告げられ、葉子さんは頭を抱えてしまいました。

「もともと息子は正義感が強く、ダメなものはダメ、とキッチリ線を引くタイプ。まさかその性格が裏目に出るとは思ってもみませんでした。夏休みの間に根気よく、こういうことには様々な考え方があり、根本的にはマスクの着脱は個人の自由であることを教えていかなければ!と思っているのですが、夫がすでに息子の肩を持ってしまっていて……。修正するのは厳しいかもしれません……」
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