匿名さん
「モラハラが気づきにくい理由にはいくつかあり、1つは『普段は優しいんだけど、スイッチが入ると高圧的になる』といった、オンオフがあることにあります。過去に聞いたケースでは、以下のような性格が多くあるようです」「DV」「モラハラ」を結婚する前に見抜くのはなぜ難しい?「離婚弁護士」が教えるその理由(おおしま りえ) @moneygendai
近年では、一見幸せそうに見える夫婦やカップルでも、実はDVやモラハラが発生しているケースは多いといいます。客観的に見たら「それってアウトでは?」と思えるケースもあります。しかし当事者になると、人によっては感覚が麻痺してしまい、対処が遅れ、問題を長期化させたり、長い傷が心や体に残るまでに至るケースもあります。こうした問題に対し、4月に『誰も教えてくれなかった「離婚」しないための「結婚」の基本』(KADOKAWA)を上梓し、現在も多くのDVやモラハラ事案に向きあう、フェリーチェ法律事務所の後藤千絵先生にお話をうかがいました。
・自分以外の意見が出ると不機嫌になる。無視をする
・自分は正しいといつも主張する。否定すると怒り出す
・普段は優しいけど、相手の意見は絶対取り入れない
「対応の変化は付き合い始めから出るわけではなく、関係が長くなり、身内感覚になることで出ることが多いです。いわゆる『結婚する前はそんなことなかったのに…』といったケースは、こうした関係性の深さによって発覚するから起きるんですね。
モラハラを働く側も、心を許せる(逃げ出さない)相手だと思えるまでは、自分の性格を隠しているのです」