歌舞伎町に救いを求める「ぴえん系女子」たち…自傷行為はファッション?

歌舞伎町に救いを求める「ぴえん系女子」たち…自傷行為はファッション?

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匿名さん



歌舞伎町に救いを求める「ぴえん系女子」たち…自傷行為はファッション? - ライブドアニュース

新宿・歌舞伎町の「ぴえん系女子」について、女子大生ライターが述べている。「病み」を感じる泣き顔系メイクや、白・黒・ピンクが基調の洋服などが特徴。一部ではOD、自傷行為、大量喫煙などをファッション感覚でする人もいるそう

◆JKの流行語「ぴえん」が病みカルチャーに変貌した理由

 緊急事態宣言中でも活気にわく新宿・歌舞伎町を私が歩いていると、「ぴえん系女子」を数多く見かける。路上で人目を気にせず自撮りや配信を行うもの、酔いつぶれて路上で寝るもの、ホストにすがりついて泣くもの、中年男と明らかにパパ活を行うもの……、彼女たちは退廃的でありながら、生きる上での強さも感じさせる。私は思う、「ぴえんしてるね~」と――。

 そもそも“ぴえん”とは何か? 発祥は諸説あるが、泣き声の「ぴえーん」を省略した悲しみを表現した擬態語が始まりだった。

 ’18年末から使われはじめ、「バイトしんどい。ぴえん」と悲しいとき、「彼氏が優しかった。ぴえん」と嬉しいときなど、心情を表す汎用性の高い表現として広まり、「JC・JK流行語大賞2019(コトバ部門)」で1位を獲得して一般認知された。ぴえんは誕生から約3年たち、文字の役割を超えていく。

「死にたい。ぴえん……」「眠剤、大量に飲んじゃった。ぴえん……」など、メンタルヘルスに病を抱えるいわゆる“メンヘラ系女子”が自身のSNSで精神的に落ち込んでいるときの“病み投稿”の語尾にぴえんを多用。次第に自傷行為などを「ぴえんしちゃった……」と“行動様式”を表す言葉へと変容しはじめる。筆者の使い方もまさにそうだ。
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