匿名さん
──具体的に変化を実感した出来事は?辻希美、15年間で批判の声が“共感”に変化優しいコメント増加に「テストに合格させてもらったのかな」
「ママゴト婚」などと揶揄されたのはもう15年も前のこと。今や中2の長女、小5の長男、小3の次男、そして2歳半の三男を育てるベテランママの辻希美。家事に育児に仕事に笑顔で奮闘する姿には、多くの支持と共感が集まっている。かつてネットで数えきれないほどの心ない声を浴びてきた彼女に、世間の評価を覆すまでの15年を振り返ってもらった。
たとえば以前はカップ麺を食べてたら「手抜き」って言われてたんです。それが今では「共感する」というふうに変わりました。
──やってることは同じなのに?
同じどころか、4人目ともなると家事も育児も以前よりかなり適当です(笑)。それでも共感していただけるのは、世のママさんたちがものすごく頑張ってるからだと思うんですよね。YouTubeを始めてからは、さらに暖かいコメントが増えました。前はご飯の写真をアップしても「お惣菜を並べてるだけ」って言われることが多かったんですけど、お料理の工程も全部お見せしていて、それもけっこう雑なんですけどね(笑)。
──かつてネットで叩かれていたときも、辻さんはいつもポジティブで明るい発信をしていました。その影では涙を流したことも?
数えきれないほど泣きましたし、「もうブログをやめたい」と事務所に言ったことも何十回もあります。でも、やめてもいいと言われると、「ここでやめたら負けだ!」って負けず嫌いな性格が出てきちゃう。その連続で、いつの間にか気付いたら評価が変わっていた、という感じです。あとは、泣いていても家事や育児は終わらない(笑)。子どもたちが私を強くしてくれたなと思うことは、本当にたくさんあります。