匿名さん
7月1日から会場で研修が始まった。設営を担う作業員らの出入りは激しかったものの、開幕前は会社から手すりなどのアルコール消毒をするように言われたことはなかった。トイレ掃除も、ゴム手袋をつけた手を便器に突っ込んで布で汚れをこすり落とすよう言われて絶句した。「夢壊された」 感染おびえ、残飯処理 五輪清掃員が感じた失望 | 毎日新聞
「子どもの頃からあんなに好きだったオリンピックなのに、奴隷のような扱いをされて今は悲哀しかありません」。新型コロナウイルスの感染が収まらない中、開かれた東京オリンピック・パラリンピック。東京都内の競技会場でアルバイト清掃員として勤務した50代女性はそう大会を振り返る。新型コロナの感染におびえ、大量
競技が始まると、大会関係者が出す大量のゴミが休憩室にたまり、重いゴミ袋を1日に何度も集積所まで運んだ。生ゴミには、たくさんのおにぎりが捨てられていたという。おにぎり2個と焼き鳥1本が入った弁当から、外国人が焼き鳥だけを抜いて食べ、おにぎりを捨てていたからだった。
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時給は1500円。研修も含め21日間働いて女性が手にするのは18万円ほどだ。「これまではテレビでオリンピックに熱狂して美しい部分しか見てこなかったけど、夢が壊される思いがしました。今まで15くらいのバイトをしてきましたが、一番のブラックバイトでした」