匿名さん
>>40
天晴爛漫!
アニメーション制作
P.A.WORKS
発表期間
2020年4月 - 9月
明治後期(19世紀が終わり20世紀の始め)にアメリカに漂着した日本人二人組が、帰国資金稼ぎのためアメリカ大陸横断カーレースに挑む。
概要
あらすじ
登場人物 編集
チーム天晴 編集
空乃天晴
声 - 花江夏樹[5]
本作の主人公。金魚のように跳ね上がった赤い髪が特徴。19歳。江戸幕府との取引経験もある商家「空乃屋」の次男だが、カラクリ好きで「実験」と称しては破天荒な振る舞いを繰り返すため、姉を除く家族にも疎まれている。発明に夢中になるあまり周囲が見えなくなる癖があり、人付き合いも悪いが、レースが進むにつれて不器用ながらも仲間に対する思いやりや、ライバルに対して義理堅い一面を見せるようになるなど人間的な成長を見せている。
牢に入れられても合鍵を作って脱獄したり、ゼンマイアシスト付き二輪車(現代のセグウェイに酷似)を作成したりと、メカニックとして並外れた技術力を持つ。ジュール・ベルヌの『月世界旅行』を愛読しており、誰も行ったことのない場所を目指して物作りに全力を注ぐ。
家族構成は父の角蔵(声 - 星野充昭)、母(声 - 伊沢磨紀)、兄の半兵衛(声 - 市来光弘)、姉の綾音(声 - 山村響)。
一色小雨
声 - 山下誠一郎[5]、田村睦心(9歳)
天晴の住んでいた町にある剣術道場「半月一刀流」の師範代。21歳。ふみ(声 - 黒沢ともよ)という妹がいる。チーム天晴のリーダーを自称しているが、全くリーダー向きではない心配性かつ臆病な性格が災いして誰からも相手にされていない。 上司の黒田長照(声 - 浦山迅)からの指示で天晴の監視役となり、破天荒な天晴のブレーキ役も担うが、大抵押し切られてしまっている。
刃物の扱いが巧みで、幼い頃に母親を亡くしてから妹の面倒を見ていたため料理も得意。相手の構えから動きを読む術に長けており、それを活かして金稼ぎのため殴られ屋の大道芸をした際にはプロボクサーも含めて全ての客のパンチを見切って躱すなど剣士として非凡な能力を持つ(銃口の位置から相手の動きを読めれば至近距離からの銃撃でも避けられる)が、幼い頃に母が自分を庇い斬られて死んだ経験から銃などの武器がトラウマになっているため、命がけの戦いでは身が竦んでしまい発揮することができずにいた。だが、敵に捕らえられた天晴達を助けるため己の過去を断ち切り、単身で銃を持つ敵5人を倒すとともにホトトの父を殺した相手を斬って仇を討った。
ホトト
声 - 悠木碧[5]
ネイティブアメリカンの少年。11歳。父を殺して土地や馬を奪った「首に蛇のタトゥーが入った男」を探して1人旅をしていたところで天晴達と出会う。年齢の割に達観しており、大切なものを守るためなら大人相手にも臆せず戦いを挑む誇り高さも併せ持つ。土地勘のない2人にアメリカの地理や気候を教えたり、釣った魚を提供するなど協力的な一面もあるが、子供扱いされることを嫌う。良くも悪くも自分に対して正直に生きる天晴のことを素直に尊敬する一方、小雨のことは臆病者と下に見ていたが、父の仇を討ってからは態度を軟化させている。
新ホトト
ホトトがギル一味(偽)に捕まった際、小雨が彼らの野営地にホトトを捜しに訪れた際、チェイスの座っている箱の中にホトトが捕まっていると推測して箱を開けたものの、中にはホトトではなく一匹のプレーリードッグがいた。窮地に陥るかと思われた小雨だが、プレーリードッグを「ホトト」と名付けることでその場を切り抜けることに成功。それ以降一行のペットとして仲間入りしたが、「ホトト」という名前に反応するため、以降もその名で呼ばれている。
大陸横断レース参加者と関係者 編集
景・夏蓮[6](ジン・シャーレン)
声 - 雨宮天[5]
中国系移民の女性で大陸横断レースに参加するレーサー達の紅一点。
レーサーへの憧れからレーシングチームの雑用係として働くが、「女はレーサーになれない」という周囲の反対に遭って鬱屈した日々を送ってきた。半ば諦めかけたところに出会った天晴の助言を受け、レースへの参加を決意する。男勝りな性格で、同僚が帰った後で密かに磨いたドライビングテクニック、父親仕込みの拳法の腕前はいずれも折り紙付き。
アル・リオン
声 - 斉藤壮馬[5]
三大自動車メーカーの一角「BNW」の御曹司。一族の代表としてヨーロッパから渡米し、大陸横断レースに参加する。
三兄弟の末っ子でまだ19歳と若いため一族内での発言権は低く、レースへの参加は優勝して父や兄達を見返すためという意味合いもある。やや自信過剰な面はあるものの、正々堂々とした勝負を好む貴公子然とした性格で、レーシングカーの運転は元よりバイオリンの演奏もプロ級の腕前を誇る。
ソフィア・テイラー
声 - 折笠富美子[5]
アルの秘書である女性。母がアルのベビーシッターを務めていた関係から姉弟同然に育ち、今回の渡米にも同行してきた。好奇心旺盛な一面もあり、アルがゼンマイアシスト二輪車の受け取りを断ろうとした際は代わりに申し出て、鼻歌交じりで乗りこなしていた。
酒に非常に強く、TJとのテキーラ飲み比べでTJが潰れた後も平然とした表情でテキーラを飲んでいた。
ディラン・G・オルディン
声 - 櫻井孝宏[5]
伝説のアウトロー「サウザンドセブン」の生き残りである「サウザンドスリー」の1人。ストイックなガンマンで、胸の二丁拳銃に加え、腰のホルスターにもう一丁収納している。 大手自動車会社「GM」に雇われ大陸横断レースに出場する。
「英雄のディラン」という異名を持ち、本人はそう呼ばれるのを嫌うが、「酒が不味くなる」という名目でチンピラに絡まれたホトトを助けたりと正義感は強い。過去に参加した戦争の恩赦により、サウザンドスリーで唯一賞金首扱いを免れたという経緯がある。出征中に恋人であるクラウディア(声 - 茅野愛衣)を失った事がトラウマになっている。
TJ
声 - 杉田智和[5]
「サウザンドスリー」の1人。「クレイジーTJ」という異名を持つファンキーな男で、大きく逆立ったドレッドヘアやドクロマークの入った蓄音機など、派手で奇抜なファッションが目を引く。
戦後に賞金首となったところを大手自動車会社「アイアンモーターズ」に雇われ、大陸横断レースに出場する。刺激を求めて危険な場所に飛び込む性癖から、ディランをして「ふざけた野郎」と言わしめているが、かつては相棒関係にあり、クラウディアを取り合って決闘をしたこともある。
セス・リッチ・カーター
声 - 興津和幸[5]
GMの社員。エンジニアからの叩き上げで、レーシングカーの設計に携わりながら大陸横断レースの運営責任者も務めている。レースの盛り上げやGM優勝という功績により幹部への出世を狙おうとするが、ポールポジションを狙って競い合うレーサー達に頭を痛める苦労人な一面も見せている。ディランの乗る車は彼が設計したものだが、エンジンに新設計の装置を搭載しようとしたが上層部に反対されて断念した経緯がある。
ギル・T・シガー(本物) / リチャード・リースマン
声 - 津田健次郎[5]
大陸横断レースに参加している賞金稼ぎ。細目と顔の十字傷が特徴。レーサー達の中では目立たないようにふるまい、困っている人を見捨てられないお人好しを装っていた。右目は黒地に赤いギルズスネークが刻まれた義眼で、目を見開くと凶悪な人相となる。
その正体は「サウザンドスリー」の1人。女子供にも容赦しない残忍な殺戮者「虐殺のギル」としての知名度は高いが、その素顔は知られていない。そのためバッド兄弟の騙りをレース主催者は見抜けなかった。鉄道会社にレースの妨害を依頼され、偽名でレースに参加して暗躍している。
多数の部下を持ち、彼らは全員ギルへの忠誠の証として蛇のタトゥー「ギルズスネーク」を入れている。
ギル・T・シガー(偽物) / トリスタン・ザ・バッド
声 - 小野大輔[5]
「虐殺のギル」の名を騙ってレースに参加した鉄仮面やソンブレロで常に顔を隠している大男。
正体はレースを有利に進めるためにギルの名を騙っていたアウトローであり、根は温厚な性格。その性格ゆえに無益な争いは好まないが、作中随一の体躯に相応しいパワーの持ち主であり、本気になれば小雨、アル、シャーレンを三人同時に弾き飛ばすほどの強さを発揮する。
チェイス・ザ・バッド
声 - 稲田徹[5]
ギルの参謀的存在。無口なギルに代わって意思表明から(ポールポジションを決める際の)腕相撲まで何でもこなす。頭の回転も早く、レース中も様々な作戦を立てながら賞金を狙う。
正体はトリスタンの兄で、粗暴な性格だが自分達よりも貧しい者は襲わないという信念を持つ。
天晴爛漫!
アニメーション制作
P.A.WORKS
発表期間
2020年4月 - 9月
明治後期(19世紀が終わり20世紀の始め)にアメリカに漂着した日本人二人組が、帰国資金稼ぎのためアメリカ大陸横断カーレースに挑む。
概要
あらすじ
登場人物 編集
チーム天晴 編集
空乃天晴
声 - 花江夏樹[5]
本作の主人公。金魚のように跳ね上がった赤い髪が特徴。19歳。江戸幕府との取引経験もある商家「空乃屋」の次男だが、カラクリ好きで「実験」と称しては破天荒な振る舞いを繰り返すため、姉を除く家族にも疎まれている。発明に夢中になるあまり周囲が見えなくなる癖があり、人付き合いも悪いが、レースが進むにつれて不器用ながらも仲間に対する思いやりや、ライバルに対して義理堅い一面を見せるようになるなど人間的な成長を見せている。
牢に入れられても合鍵を作って脱獄したり、ゼンマイアシスト付き二輪車(現代のセグウェイに酷似)を作成したりと、メカニックとして並外れた技術力を持つ。ジュール・ベルヌの『月世界旅行』を愛読しており、誰も行ったことのない場所を目指して物作りに全力を注ぐ。
家族構成は父の角蔵(声 - 星野充昭)、母(声 - 伊沢磨紀)、兄の半兵衛(声 - 市来光弘)、姉の綾音(声 - 山村響)。
一色小雨
声 - 山下誠一郎[5]、田村睦心(9歳)
天晴の住んでいた町にある剣術道場「半月一刀流」の師範代。21歳。ふみ(声 - 黒沢ともよ)という妹がいる。チーム天晴のリーダーを自称しているが、全くリーダー向きではない心配性かつ臆病な性格が災いして誰からも相手にされていない。 上司の黒田長照(声 - 浦山迅)からの指示で天晴の監視役となり、破天荒な天晴のブレーキ役も担うが、大抵押し切られてしまっている。
刃物の扱いが巧みで、幼い頃に母親を亡くしてから妹の面倒を見ていたため料理も得意。相手の構えから動きを読む術に長けており、それを活かして金稼ぎのため殴られ屋の大道芸をした際にはプロボクサーも含めて全ての客のパンチを見切って躱すなど剣士として非凡な能力を持つ(銃口の位置から相手の動きを読めれば至近距離からの銃撃でも避けられる)が、幼い頃に母が自分を庇い斬られて死んだ経験から銃などの武器がトラウマになっているため、命がけの戦いでは身が竦んでしまい発揮することができずにいた。だが、敵に捕らえられた天晴達を助けるため己の過去を断ち切り、単身で銃を持つ敵5人を倒すとともにホトトの父を殺した相手を斬って仇を討った。
ホトト
声 - 悠木碧[5]
ネイティブアメリカンの少年。11歳。父を殺して土地や馬を奪った「首に蛇のタトゥーが入った男」を探して1人旅をしていたところで天晴達と出会う。年齢の割に達観しており、大切なものを守るためなら大人相手にも臆せず戦いを挑む誇り高さも併せ持つ。土地勘のない2人にアメリカの地理や気候を教えたり、釣った魚を提供するなど協力的な一面もあるが、子供扱いされることを嫌う。良くも悪くも自分に対して正直に生きる天晴のことを素直に尊敬する一方、小雨のことは臆病者と下に見ていたが、父の仇を討ってからは態度を軟化させている。
新ホトト
ホトトがギル一味(偽)に捕まった際、小雨が彼らの野営地にホトトを捜しに訪れた際、チェイスの座っている箱の中にホトトが捕まっていると推測して箱を開けたものの、中にはホトトではなく一匹のプレーリードッグがいた。窮地に陥るかと思われた小雨だが、プレーリードッグを「ホトト」と名付けることでその場を切り抜けることに成功。それ以降一行のペットとして仲間入りしたが、「ホトト」という名前に反応するため、以降もその名で呼ばれている。
大陸横断レース参加者と関係者 編集
景・夏蓮[6](ジン・シャーレン)
声 - 雨宮天[5]
中国系移民の女性で大陸横断レースに参加するレーサー達の紅一点。
レーサーへの憧れからレーシングチームの雑用係として働くが、「女はレーサーになれない」という周囲の反対に遭って鬱屈した日々を送ってきた。半ば諦めかけたところに出会った天晴の助言を受け、レースへの参加を決意する。男勝りな性格で、同僚が帰った後で密かに磨いたドライビングテクニック、父親仕込みの拳法の腕前はいずれも折り紙付き。
アル・リオン
声 - 斉藤壮馬[5]
三大自動車メーカーの一角「BNW」の御曹司。一族の代表としてヨーロッパから渡米し、大陸横断レースに参加する。
三兄弟の末っ子でまだ19歳と若いため一族内での発言権は低く、レースへの参加は優勝して父や兄達を見返すためという意味合いもある。やや自信過剰な面はあるものの、正々堂々とした勝負を好む貴公子然とした性格で、レーシングカーの運転は元よりバイオリンの演奏もプロ級の腕前を誇る。
ソフィア・テイラー
声 - 折笠富美子[5]
アルの秘書である女性。母がアルのベビーシッターを務めていた関係から姉弟同然に育ち、今回の渡米にも同行してきた。好奇心旺盛な一面もあり、アルがゼンマイアシスト二輪車の受け取りを断ろうとした際は代わりに申し出て、鼻歌交じりで乗りこなしていた。
酒に非常に強く、TJとのテキーラ飲み比べでTJが潰れた後も平然とした表情でテキーラを飲んでいた。
ディラン・G・オルディン
声 - 櫻井孝宏[5]
伝説のアウトロー「サウザンドセブン」の生き残りである「サウザンドスリー」の1人。ストイックなガンマンで、胸の二丁拳銃に加え、腰のホルスターにもう一丁収納している。 大手自動車会社「GM」に雇われ大陸横断レースに出場する。
「英雄のディラン」という異名を持ち、本人はそう呼ばれるのを嫌うが、「酒が不味くなる」という名目でチンピラに絡まれたホトトを助けたりと正義感は強い。過去に参加した戦争の恩赦により、サウザンドスリーで唯一賞金首扱いを免れたという経緯がある。出征中に恋人であるクラウディア(声 - 茅野愛衣)を失った事がトラウマになっている。
TJ
声 - 杉田智和[5]
「サウザンドスリー」の1人。「クレイジーTJ」という異名を持つファンキーな男で、大きく逆立ったドレッドヘアやドクロマークの入った蓄音機など、派手で奇抜なファッションが目を引く。
戦後に賞金首となったところを大手自動車会社「アイアンモーターズ」に雇われ、大陸横断レースに出場する。刺激を求めて危険な場所に飛び込む性癖から、ディランをして「ふざけた野郎」と言わしめているが、かつては相棒関係にあり、クラウディアを取り合って決闘をしたこともある。
セス・リッチ・カーター
声 - 興津和幸[5]
GMの社員。エンジニアからの叩き上げで、レーシングカーの設計に携わりながら大陸横断レースの運営責任者も務めている。レースの盛り上げやGM優勝という功績により幹部への出世を狙おうとするが、ポールポジションを狙って競い合うレーサー達に頭を痛める苦労人な一面も見せている。ディランの乗る車は彼が設計したものだが、エンジンに新設計の装置を搭載しようとしたが上層部に反対されて断念した経緯がある。
ギル・T・シガー(本物) / リチャード・リースマン
声 - 津田健次郎[5]
大陸横断レースに参加している賞金稼ぎ。細目と顔の十字傷が特徴。レーサー達の中では目立たないようにふるまい、困っている人を見捨てられないお人好しを装っていた。右目は黒地に赤いギルズスネークが刻まれた義眼で、目を見開くと凶悪な人相となる。
その正体は「サウザンドスリー」の1人。女子供にも容赦しない残忍な殺戮者「虐殺のギル」としての知名度は高いが、その素顔は知られていない。そのためバッド兄弟の騙りをレース主催者は見抜けなかった。鉄道会社にレースの妨害を依頼され、偽名でレースに参加して暗躍している。
多数の部下を持ち、彼らは全員ギルへの忠誠の証として蛇のタトゥー「ギルズスネーク」を入れている。
ギル・T・シガー(偽物) / トリスタン・ザ・バッド
声 - 小野大輔[5]
「虐殺のギル」の名を騙ってレースに参加した鉄仮面やソンブレロで常に顔を隠している大男。
正体はレースを有利に進めるためにギルの名を騙っていたアウトローであり、根は温厚な性格。その性格ゆえに無益な争いは好まないが、作中随一の体躯に相応しいパワーの持ち主であり、本気になれば小雨、アル、シャーレンを三人同時に弾き飛ばすほどの強さを発揮する。
チェイス・ザ・バッド
声 - 稲田徹[5]
ギルの参謀的存在。無口なギルに代わって意思表明から(ポールポジションを決める際の)腕相撲まで何でもこなす。頭の回転も早く、レース中も様々な作戦を立てながら賞金を狙う。
正体はトリスタンの兄で、粗暴な性格だが自分達よりも貧しい者は襲わないという信念を持つ。