匿名さん
「いまだにウレタンマスクで出社してくる20代の男性の後輩がいるんです。「ウレタンマスクやめて」…職場のコロナ対策、「敏感な人」が「そうでもない人」に感じるモヤモヤ(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
一時よりは新規感染者数が減ったとはいえ、新型コロナウイルスのデルタ株は相変わらず猛威を振るっている。従来よりも圧倒的に感染力が高いこの株が蔓延するなか、いままで以上に浮き彫りになっているのが、「感染に敏感な人」と「そうでもない人」のすれ違いだ。
もうずいぶん前から、ウレタンマスクは不織布マスクに比べて飛沫を吸い込む量も吐き出す量もかなり多くなるっていう情報が出回っているじゃないですか。なのに、まだウレタン使ってるなんて、自分が他人に感染させるリスクに配慮が足りなさすぎるんじゃないかと腹が立って仕方ありません。
その後輩に至近距離で話しかけられると、思わずのけぞってしまいます。で、なるべく距離を取りたいから、ちょっとずつ後ずさるようにして離れようとするんですが、向こうは気づいていないみたいで離れた分だけ距離を詰めてきて……。ちょっとは察してよって感じです」
都内のメーカーで働くBさん(40歳・女性)は、実際にため息をつきながら話す。
「その社員は、当然会議にもウレタンマスクをつけて出てきますし、そのうえ、本当に信じられないことなんですが、自分が話すときにわざわざマスクを外すんです。本人は『聞き取りやすいように』とか『失礼のないように』とか思ってるのかもしれませんが、実際のところはどういうつもりなのかよくわかりません。
こっちからすると感染するんじゃないかって心配で会議に集中できないし、本当にやめてほしい。でも年上の男性社員ですし、注意すると何を言われるかもわからないので結局スルー。何度かそういうことが続いて、もう会議に出るのが嫌になってきてます」