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「60歳でも出産できる」遺伝子学者が語る...近い未来の妊娠事情
現在、女性が35歳以上で出産する場合を"高齢出産"と呼んでいますが、今や決して珍しいものではなくなったようです。
実際、芸能人のケースを見ても、梨花(38)、永作博美(39)、松嶋尚美(40)などなど、働く女性にとって、もはや高齢出産なんて当たり前といっても過言ではない時代です。
そんな中、「おばあちゃんになってからも出産が可能になる」という衝撃的な説が発表されました。
晩婚化が進む現代女性にとっては、目からウロコな情報かもしれません。詳しくご紹介します。
将来的に女性の閉経・更年期はなくなる!?
遺伝子学者のプラサド氏によると、今後女性は閉経と更年期がなくなり、いくつになっても子どもを産めるようになるのだとか。今後の遺伝子研究によって見出されるであろう遺伝子治療によって、閉経を阻止することが可能になるというのです。
また、プラサド氏曰く、「人間以外でメスが閉経を迎える生物はなく、今よりもずっと寿命が短かったはるか昔の話ならまだしも、これだけ資源が豊富で長寿が当たり前となった現代において、閉経や更年期などという現象は進化の逆行とも言える」とのこと。
閉経することで、女性の体に起こる変化は様々。
更年期障害はもちろん、骨密度が低下したりコレステロール値が上昇するなど、食生活や運動量などの見直しが必要になってくる事態になります。
ところが、閉経自体がなくなるということになれば、そういった健康問題も起こらなくなり、女性は一生女性のままでいられるということになるのです。
男性の生殖機能も進化するのか...?
では、男性の生殖機能はどうなのでしょうか。実は、男性は死ぬまで精子を生産することができるんです。日本人女性は平均50歳で妊娠できなくなるというのに、何とも不公平な事実。
実際、2012年10月に、インド人男性が96歳で第2子を授かったというニュースが報道され、めでたく(?)世界最高齢の父親になりました。ちなみに第1子も94歳のときに授かったそうで、精力剤などは飲んでいなかったとのこと。
もしかすると、近い将来には超高齢夫婦がベビーを授かるなんてことが現実になるのかもしれませんね。
少子化解消につながる可能性も
女性の社会進出が当たり前となった今、キャリアを手にすることで子供をあきらめてしまう人も少なくありません。しかし、そういったことが要因となり少子化が進んでいるのもまた事実。
さすがにおばあちゃんになってからの出産には違和感を感じずにはいられませんが、40歳50歳になっても当たり前に子供が産めるようになれば、日本の少子化問題も解決されることになるのかもしれません。
また、今後"人工子宮"の研究が進めば、男女を必要とすることなく、同性同士で子供を持つことも不可能ではないのだそう。
一体どんな世の中になっていくのか......。明るい未来を期待したいものですね。