匿名さん
●体調不良の原因となった香り製品は? (複数回答)“香害”の恐怖!「使ってはいけない柔軟剤」、加害者にならないための心がけ | 週刊女性PRIME
柔軟剤は近年、香りが長続きするものが増え、香りの種類も多くなっている。ところが、その香りのせいで頭痛や吐き気など体調を崩す人が増えており、職場や学校でトラブルに発展するケースも。自分にとって快適な香りでも、周囲には迷惑になっているケースがあるのだ。重度の「香害」に悩まされている女性に話を聞いた。
・柔軟剤 86.0%
・香りつき合成洗剤 73.7%
・香水 66.5%
・除菌、消臭剤 56.8%
・制汗剤 42.5%
・アロマ 28.5%
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国内メーカーは香りを強調する商品を次々に開発し、それに伴い、香りを長持ちさせる技術開発もすすんだ。そして使われ始めたのが「マイクロカプセル」という新技術だ。
マイクロカプセルは、プラスチックなどでできた薄い膜の中に香料などが閉じ込められていて、摩擦などでカプセルが壊れるたびに中から香りが発生する仕組みになっている。すべてのカプセルが壊れるまでは、新鮮な香りが放出され続けるため、“香りが長持ち”するのだ。
「製品評価技術基盤機構の調査によると、54・6%の人が日常的に柔軟剤を使用しています。そのため、柔軟剤の香りがする衣服を着た人にさまざまな場面で遭遇することになり、またその香りがマイクロカプセルによって長持ちするからこそ、柔軟剤が香害の原因になりやすいと考えられます」(水野さん)