匿名さん
弁護士ドットコムが一般会員1524名を対象に選択的夫婦別姓制度に関する意識調査を行ったところ、選択的夫婦別姓制度の導入については、「賛成」が約4割、「どちらかといえば賛成」が約2割となり、あわせると6割以上が制度に賛成していることがわかりました。「名前が変わることを嬉しく思って」 選択的夫婦別姓「6割超」賛成でも根強い反発
岸田文雄・新首相の誕生へとつながった9月の自民党総裁選では、論点の一つとして選択的夫婦別姓制度が取り上げられるなど、制度に対する関心は高まりつつあります。今年6月、最高裁は夫婦別姓を認めない民法...
自由回答には、賛成する人たちからの「反対する合理的理由がない」という声が並ぶ一方で、「名前が変わることをうれしく思ってほしい」(30代男性)、「別姓が嫌で結婚しないなら、その程度の愛」(50代男性)といった根強い反発の声も集まりました。
回答には、男女差もみられました。
●「子に不都合がないよう立法してほしい」
自由回答には、選択的夫婦別姓制度を求める切実な声や、反対する声が並びました。また賛成、反対を問わず、子の姓をどのように決めるのかと指摘する声も相次ぎました。
・「事情あり、別姓が法整備されることを期待し、やむなく一時的に法律婚契約をしましたが、あまりにも別姓が実現しないため、時期を見て事実婚にする予定です」(40代法律婚女性・賛成)
・「離婚2回していますが、離婚した際に旧姓に戻しづらいので別がよい」(40代離婚または死別し、現在は独身女性・どちらかといえば賛成)
・「子どもが産まれたらどちらの姓にするのか。相続やお墓の問題も出てきそう」(30代未婚女性・どちらかといえば反対)
・「家族としての絆や同一姓となる責任感を持つ意味で必要」(50代事実婚男性・反対)