匿名さん
Q.ドイツの一部の州では飼育放棄を防ぐために、中型以上の犬の飼育をする際には免許制が導入されているそうです。日本でも、ペット飼育の免許制を導入した方がよいのでしょうか。あるいは、日本では適さないのでしょうか。ドイツはペット飼育に「免許制」 飼育放棄防止のため、日本も見習うべき? | オトナンサー
コロナ禍で癒やしを求め、犬や猫などのペットを新たに飼う人が増えていますが、「飼育放棄」が増える懸念もあります。ドイツには、ペットを飼うときの免許制もあるそうですが、日本でも必要でしょうか。
増田さん「ペット飼育の免許制の導入は賛否双方の意見があり、十分に議論が必要な段階にあるのではないかと思います。ペットへの愛着が強い人や、飼育放棄されたペットの保護をしている団体は免許制に賛同するかもしれません。一方で、日本は比較的身近にペットを迎え入れる環境が整っています。これは利点と欠点の両方を持ち合わせているのではないかと思います」
Q.ドイツのペット免許制では免許取得のために、飼育に必要な知識を学ぶ講習や、しつけや世話、関連法などの学科試験が課されるそうです。ペットを飼うためには、やはり、これくらいのことをしないといけないのでしょうか。
増田さん「犬や猫を飼うことを検討している人は、例えば、自動車運転免許取得の試験のときと同じように、徹底して犬や猫の習性に関する知識を理解し、家に迎え入れてほしいです。中途半端な知識で家に迎え入れた結果、『こんなはずではなかったのに』というギャップが生じ、飼育放棄につながらないようにしなければいけません」