匿名さん
娘に朝穫れ野菜を送ったら「これ以上嫌がらせはやめて」とメール。結婚がわが子を不健康で冷たい人間に変えた|読者体験手記|婦人公論.jp
無駄な出費は誰もが抑えたいもの。しかし倹約が行き過ぎると、身近な人々からの信頼を失いかねません――
初夏のある日、〈明日の午前中に小包が届くから受け取ってね〉と娘にメッセージを入れた。無農薬・有機栽培で育てたトマト、キュウリ、エンドウ、ナス、ピーマンなどを早朝収穫して、少しずつ詰めた箱を発送してきたところである。以前から娘に「小包を送る時は、私の許可を得てからにして」と言われてはいたものの、とにかく穫れたての新鮮な野菜を味わってもらいたい、と気持ちが先走ったのだ。すると、娘からメッセージが届いた。
〈なぜ止めてほしいと言っていることを繰り返すのですか。これ以上嫌がらせはしないでください〉
〈え、そうなの。わかりました。今後送りません。ごめんなさい〉