匿名さん
「車で寝泊まりしつつ、ここから工事現場といった日雇い労働に通っています。コロナのせいであまり働けず月に7万~8万円くらいしかもらえませんが、なんとか食べられていますよ。ギリギリの車上生活をする非正規40代。24時間営業のジムに駐車、公園で洗濯 | 日刊SPA!
厚生労働省によれば、新型コロナウイルス感染症に起因する解雇等見込み労働者数は、’21年10月8日時点で11万8317人。うち非正規雇用者は5万4152人。新型コロナは多くの失業者を出すなど、“貧困パ…
毎日ではありませんが、銭湯に行くくらいの余裕もあります。車は基本的に24時間営業のジムなどの駐車場に止めていて、ここなら警備員に注意されませんから」
そう語るのは田中良幸さん(仮名・42歳)。中学卒業後、家庭の事情もあって進学することなく社会の荒波へ。
「これでも結婚していたんです。相手は2つ上で、当初は仲が良かった夫婦でした。ただ、お互い就職氷河期世代で夫婦揃って非正規。世帯収入は30万円以下。それなのに、東京に住むことにこだわっていたから、生活はその日暮らしの自転車操業。そんなところにコロナ禍が直撃して……。
私は仕事がなくなり日雇い労働などをしたのですが、家賃を払えなくなって夫婦仲も険悪になって離婚。コロナさえなければ……と本当に思いますね。
貯金もない。持ち物はすべて妻に持っていかれてしまった。ただ、中古の車だけ譲ってもらったので、一時しのぎという意味で車上生活を始めたんです」