同じ40代で「昭和な夫」と「令和な夫」がいるのはなぜなのか 

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匿名さん



同じ40代で「昭和な夫」と「令和な夫」がいるのはなぜなのか(田房 永子)

同じ40代でも、「夫は外で働き、妻は家庭を守る」という“昭和な結婚観”を持つ男性がいる一方で、「家事育児は夫婦で協力してやるもの」という“令和な結婚観”を持つ男性もいる。両者を分かつものは何なのか、女性の生きづらさをさまざまな側面から描いてきた漫画家でライターの田房永子さんが考えた。
チョコプラの長田氏はブレイクのピークに一人目の子どもが誕生。妻に完全ワンオペ育児をさせていたため、産後の妻はもちろん、長田氏も仕事のストレスでお互いピリピリしていたという。長田氏は他でもよく、夫婦仲が深刻な状況になった時期があった話をしている。長田氏は、いくら外で働いてきて疲れていても、「子育ての作業」としては何もしてないからカウントされない、それが事実として分かったということを話していた。だから「完全降伏」したと話す。かまいたちの山内氏も「一瞬でも牙むいたらとんでもないことになるもんな」と同意していた。

そして相方の長田夫妻の産後を横で見ていた松尾氏は、自分は気をつけようと決意し。「家に帰ったら俺が仕事してきたことなんて関係ない。家に帰ったら俺も一緒に育児をするんだ」と決め、子どもが生まれる前から予行演習をしていたという。そしていま、ちゃんとそういった生活を送っているので、妻と揉めたりすることはないと真剣なまなざしで堂々と言い切っていた。

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「小さい子どもがいる家に帰ったら、外で仕事してきたことは関係ない」

これこそが、育児における絶対的な正解答である。そこに男も女もない。パートナーが外で仕事をしている間、赤ちゃんの世話をしている者も「赤ちゃんの世話」という仕事をしている。赤ちゃんの世話は365日24時間労働であり、外での仕事から帰ってきた者だけがそれを免れ休むなんておかしい、と始めから考えたほうが家庭内の生活がスムーズにいく。

それを40代男性お笑い芸人の彼らが茶化すわけでもなくナチュラルに、当たり前のこととして話していることに、テレビで流れていることに感動した。その光景に至るまでに彼らの妻たち(この場合、特に長田氏の妻)がどれだけの苦しく孤独なワンオペを乗り越え、気持ちを夫に訴え、ぶつかってきたかが目に浮かぶからだ。
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