匿名さん
「生まれか育ちか」について議論する際、忘れてはならないのが、どちらも親によって決まるという事実です。遺伝も環境も親が決めるのですから、親ガチャという概念が正しいのは言うまでもありません。遺伝の宝くじに当たる人もいれば、環境の宝くじに当たる人もいます。「親ガチャという概念は正しい」アメリカ人経済学者が"人生の宝くじ"を否定しない理由 生まれも育ちも、親の影響を受ける
親を選べないことを景品のガチャにたとえた「親ガチャ」という言葉がある。なぜ最近になって「親ガチャに外れた」と嘆く若者たちが日本で目立つようになったのか。同じことは米国でも起こっていないのか。NY在住ジャーナリストの肥田美佐子氏が、早期幼児教育による格差縮小を唱える米シカゴ大経済学部特別功労教授のジョン・リスト氏に聞いた――。(第1回/全2回)
もちろん、政策で子供の環境を改善することはできますが、遺伝暗号は変えられません。為政者が親ガチャ問題に取り組もうとしても、基本的に変えられないのが遺伝の部分です。遺伝も環境も非常に重要であり、生まれと育ちの間には関連性があることがわかっています。