匿名さん
――そもそも、自己肯定感の本当の意味や定義はどういったものなのでしょうか?また自己肯定感が「低い人」と「高い人」の決定的な違いがあれば教えてください。「自己肯定感は高めようとしなくて良い」心理カウンセラーが伝えたい、本当の自己肯定感のあり方 | ヨガジャーナルオンライン
近年「自己肯定感ブーム」といわれるほど、世間ではメンタルヘルスやパーソナリティへの関心が高まっています。今回は『「自己肯定感低めの人」のための本』の著者であり心理カウンセラーの山根洋士さんに、本当の自己肯定感の意味やラクに生きていくための心のあり方についてお話を伺いました。
山根先生:自己肯定感というのは「感覚」です。本を読んで得た知識や認知するものではありません。根拠もなにもないけれど、「自分はありのままでいい」「自分は生きているだけで価値がある」と思える感覚が、自己肯定感の定義なのです。
本来であれば、この感覚をベースにして、思考や行動というものにつながっていきます。
ですが、いわゆる自己肯定感の低いタイプの方は、自分の価値と自分の行動や考えを紐付けて考えてしまいます。反対に、自己肯定感が高いタイプの方は、自分の価値とは切り離して物事を全くの別物として捉えることができます。