匿名さん
「さなえちゃん」の説明によれば、その頃の毎日は……。「下着がない状態で手をつないで人通りの中を…」29の人格を持つ女性が受けた、幼い頃の性的虐待 | 文春オンライン
「何人ものカウンセラーのところに行きましたが、私が解離性同一性障害だと言うと、どこでも敬遠されました」カウンセリングルームでそう話すのは早苗さん(仮名)、31歳。なぜ早苗さんは、この病気に苦しみ続けて…
学校から帰ると、家に誰もいない。そのまま近所の公園へ行ったり、繁華街へ行ったり、徘徊していると辺りは真っ暗になっていた。
どこへ行っても、いろんな人が近寄ってきた。近所の公園では決まってある中学生くらいの男の子がきて、スカートのまま下着を脱がせ……。あるときは公園の倉庫に入れられ……。下着がない状態で手をつないで人通りの中を歩く……。
別のおじさんが線路下のトンネル近くで待っていて、人目のない路地に連れていかれる……。
高校生くらいのたまり場となったアパートの一室で、そこに敷かれた布団に寝そべり、取り囲まれている……。
これらエピソードは、心理的事実として早苗さんが背負っていることに違いはなく、それを生み出した相応の出来事があるのだと考えています。