匿名さん
「梅毒とは『梅毒トレポネーマ』という細菌による感染症で、主に性交渉で感染します。感染後1カ月くらいで、感染した場所(唇や陰部、口腔咽頭粘膜、陰部周辺、肛門周辺など)に丘疹(皮膚の隆起)、びらん(ただれ)、潰瘍(かいよう)などの症状が現れます。リンパ節が腫れることも多いです。
ただ、感染しても初期には症状がなかったり、症状が軽くて気付かなかったりする場合もあり、感染後3カ月くらいで、全身の皮膚に紅斑や丘疹、脱毛斑、肉芽腫などが見られることで気付く場合も多いです。腎臓や胃、肝臓などさまざまな臓器に病変が見られることもあります」
「抗生剤の内服を行いますが、場合によっては入院の上、抗生物質の点滴を行います。適切に治療を行えば完治する病気です。ただ、完治しても再度感染する可能性はあるので、きちんと予防する必要があります」