匿名さん
・咳込んでいるときは咳をさせる餅が喉に詰まったら 座った状態で背中を叩いてはダメ!生死を分ける4分間にやるべき3つの処置を徹底解説 名医のいる相談室
シリーズ「名医のいる相談室」では、各分野の専門医が病気の予防法や対処法など健康に関する悩みをわかりやすく解説。今回は正月三が日に集中する「餅をのどに詰まらせてしまう事故」について、福井大学医学部付属病院救急救命科科長で総合診療部教授の林寛之先生に徹底解説してもらう。正月に多発する餅などを喉に詰まらせた時の対処法についてお話しします。基本的には餅を詰まらせる事故というのはほとんどが高齢者ですから、加齢に伴う嚥下機能の低下というのが一番の原因になります。理由は、実際噛もうと思っていても歯が少ないた…
基本的には気道に餅が引っかかっていたとしても、咳をしているということは完全には詰まっていないということ。少しでも空気が通る道があるということは、まだ少し息が出来ている状態です。ですから不完全閉塞の時にはなるべく咳をさせてあげる、じっと見守ってあげてください。
・完全に詰まったら「ハイムリッヒ法」
後ろから羽交い締めにして、握り拳を2つ重ねます。そして「へそ」と「みぞおち」の間の柔らかいところにあてて、斜め上にフンッと引き上げる。絞り込みます。これを5~10回、フンッ、フンッと繰り返すと詰まった餅がポーンと出てくる。
・心臓マッサージも視野に
胸骨の下半分を押してください。胸の厚みの3分の1、5~6センチ引っ込むぐらいやってください。スピードは、1分間に100~120回のペースで押す。私のおすすめは「ポニョ」の曲です。ポ~ニョ、ポ~ニョ、ポニョ魚の子、青い海からやってきた~♪このスピードが120回です。