匿名さん
老後資金を準備するお金の原資となる賃金は増えない。経済協力開発機構(OECD)によると、2020年の日本の平均賃金は約424万円。驚くべきことに、この30年で米国が47.7%、英国が44.2%も賃金が増えているのに、日本は同じ30年でわずか4.4%増。ほぼ横ばいなのだ。賃金額ではすでに韓国にも抜かれてしまっている。20年後に家計破綻が続出 晩婚がとどめ「老後資金まで手が回らない」〈週刊朝日〉
「このままでは今から20年後、30年後に老後破綻する家計が続出するのではないでしょうか」 家計破綻である。「家計の長期予想表」とは、将来の家計の収入と...
(中略)
「かつてのように20歳代での結婚・出産パターンですと、住宅資金→教育資金→老後資金と大きな支出は順番にクリアしていけました。ところが、結婚が30歳前後となれば、出産は30代前半、住宅購入は40代前半にずれ込んでしまいます。子供の大学は50代になってからですから、50代は教育資金と住宅ローンで手いっぱいで、老後資金まで手が回らなくなってしまいます」