匿名さん
県警幹部などによると、渡辺容疑者は母親を一人で在宅介護していた。人質を解放するよう電話で説得を行っていた捜査員に対し、事件を起こした理由について、母親の診療などを巡り、鈴木さんらの対応に不満があったと説明。「謝らせたかった」などと話していたという。母親死亡で逆恨みか、立てこもり容疑者「謝らせたかった」…地域の医師会長「在宅医療が揺らぐ」 : 社会 : ニュース
埼玉県ふじみ野市で27日夜に起きた人質立てこもり事件で、殺人未遂容疑で逮捕された渡辺宏容疑者(66)が、事件の最中の捜査員とのやりとりで、「医師らに謝らせたかった」などと話していたことが、捜査関係者への取材でわかった。
一方、鈴木さんが所属する東入間医師会には昨年1月以降、今月24日までの間に、渡辺容疑者から母親の診療方針について十数回にわたって電話相談があったという。母親を入院させるよう勧める鈴木さんの意見に反対し、在宅で介護を続けたいという内容だった。県警は、母親が死亡したことで、渡辺容疑者が鈴木さんら診療に当たっていた関係者を逆恨みした可能性があるとみて、慎重に動機を調べる方針だ。