匿名さん
umiさん(仮名)も「転勤って言われるのが2週間前とかだし、自分が行きたいところじゃないところに行かされる悲しさがすごい」、また、5歳と1歳の子どもを育てるマミさん(仮名)の場合、転勤のため、決まっていた幼稚園を諦めたことがあると話す。「先のことが分からない中で一生懸命に準備をした。でも、辞令が出たらもうそこでリセットって思うと、ちょっと辛い」と語った。夫の転勤に合わせて7度の引っ越し経験も 妻たちの嘆き「悲しさがすごい」 (2022年2月2日掲載) - ライブドアニュース
「ABEMA Prime」は、日本企業の強制的な転勤について取り上げた。山口県在住の女性は夫の転勤に合わせ、これまで7度の引っ越しを経験。別の女性も、望まない場所に行かされることへの「悲しさがすごい」と語った
「やっぱり今はまだ家族一緒にいた方がいいと思うが、学校のことや習い事のこと、子どもの将来やりたいこととかが出てきたら、本人の意思も尊重したいし、どうしていくか話し合いたい。子どもが残りたいとなったら、夫には単身赴任をお願いするかもしれない」。
■拠点立ち上げのスピードが遅くなるという課題も…サイボウズの場合
国内に9拠点があるサイボウズでは、そうした“強制転勤”を廃止した。
一方、正直にいうとデメリットは二つある。一つは、拠点を立ち上げる時にコストがかかるということ。例えば名古屋に拠点を立ち上げようと言うときに、社内で公募してみると、誰も手を挙げる人がいなかった。最終的には現地でマネージャーを採用することができたが、コミュニケーションコストと採用コストがかかってしまった。これが強制転勤できる会社だったら“行け!”“はい!”ともう一つは、事業のスピードが遅くなること。私たちが仙台に拠点を立てようとなった時、名古屋の時と同じように聞いてみたが手が挙がらず、現地での採用も難しかった。結局、半年後に社内で条件にマッチする人が現れたが、スピード感としては時間がかかってしまった」と話していた。